子育て情報『安易な考え?「地方で生きたい」と願う子にママが伝えるべきこと』

安易な考え?「地方で生きたい」と願う子にママが伝えるべきこと

「地方で生きたい」と願うお子さんが最低限こころがけておきたい5つのこと

では結論として、Aさんの息子さんのような“純粋都会っ子”が将来「地方で生きたい」と思うなら、最低限こころがけておくべきことはどのような事柄でしょうか?

Aさんと同様の心配を抱えるママのみなさんへの筆者からのアドバイスです。

・できるだけ“よそ者の集まり”である地方を選んで移住 する~北海道や東京の島しょ部には、そもそも“よそ者の集まり”といった空気のところがあるのでそういった場所を選んで移住すると、疎外感はさほどでもなく済む場合がある~

・遠隔地の役所の職員採用情報を常にチェックしておき、公務員として赴任する ~地方の“依存性”から、「御上(おかみ)の人間」はいじめられにくいです~

・その地方独自の地場産業の担い手(技術的後継者候補)として就職 する~この場合、住居等の問題も一気に解決できる可能性があります。大事なことは移住者本人が「好き」と思える仕事かどうか、です~

・その土地の人間を好きになろうと無理に思わず 、その“大地”そのものを好きになるようにする。または大地そのものが好きになれる地方へ移住する~この姿勢を持っていると会社や商店が少ない地方でも仕事が見つかりやすく、特に農林水産業関連の仕事は見つかりやすいです~

・その土地で出会った異性を好きになり、できれば生涯を共にし子孫を育てる ~または、同じような感性を持っている都会育ちの異性と一緒に移住するのもありです~

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いかがでしたでしょうか。

ご参考までに、ハイクラス人材向けの転職支援サイトである「マイナビ転職エージェントサーチ」が地方移住にかんして調査した結果の記事も貼っておきますね。

お子さんが本当に地方へ移住することになるのかどうかは別にして、わが国の“地方”がこのままでは存続の危機に瀕していることは紛れもない事実です。

国の「地方創生政策」がこれといった成果を何ら上げられていない以上、「地方で生きたい」と考える若い人たちの感性を大切にすることこそが求められているのではないでしょうか。●参考リンク
地方に住むってどういうこと?移住で変わる仕事と生活|マイナビ転職エージェントサーチ

●ライター/鈴木かつよし(エッセイスト)
●モデル/貴子
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