とにかく寝不足…子どもの夜泣き対策ってどうすればいい?
「うちの子がおかしいのでは」と思う必要はありません。
ちなみに3歳以降の夜泣きで、激しく泣き叫んだり大きな声を出したりする場合は「夜驚症」 の可能性もあります。こちらも症状がひどくなければ成長にあわせておさまっていくことが多いようです。
夜泣きの対策5つ
では、夜泣きの対策はどうすればいいでしょうか?
【1】不快なことがないか改めて確認する
オムツの確認はもちろん、思っていたよりもお腹がすいているのかもしれませんし、夜間の室内の温度が暑すぎる・寒すぎる、音がうるさい、洋服がごわごわして嫌、生え始めた歯が痒い 、体が痛むなど、何かほかの原因があるかもしれません。改めて注意深く確認しましょう。
【2】大人の生活サイクルを規則正しくする
家族全員で協力して、夜は部屋を暗く静かな環境にしましょう。新生児で夜中に頻繁に起きる時期でも、早いうちから大人が昼夜の区別をつけた環境を整えていたほうが睡眠サイクルが安定しやすくなります。昼寝のしすぎに注意し、寝る前にテレビやスマホ、大きい音などの刺激がないようにもしたほうがいいでしょう。
【3】赤ちゃんの行動パターンを決めておく
「朝〇時くらいからお散歩に行く」 など、大体の行動パターンを決めておくのもいいでしょう。歩ける年齢であれば、運動量を増やすことで眠りやすくなるかもしれません。もちろん、育児に“想定外”はつきものなので、決めた通りにできなくても罪の意識を感じる必要はありません。
【4】泣き始めたら、しばらくそっとしてみる
赤ちゃんが泣くと、条件反射で「抱っこしてあげなくては!」 と思う人も多いですが、“寝言”に近い夜泣きもあるそうです。しばらく見守っているとそのまま寝入るというケースも。
【5】気分転換をしてみる
少し外の空気を吸うと落ち着くこともあります。治安や近所迷惑などが心配な場合は決して無理をしてはいけませんが、可能な範囲内で外出してみる、ベランダに出るという手もあります。
個人差が大きいことも頭の片隅に置いて
夜泣きに関しては非常に個人差が大きいので、すぐに夜泣きがやまなくても心配し過ぎることはありません。
夜泣きに悩んでいる家庭はとても多く、そう簡単に夜泣きがなくなれば苦労はない……という側面もあります。
心配だったりパパ・ママたちが眠れなくて生活に支障をきたしたりするような場合は、小児科や睡眠外来などの専門機関で相談してみましょう。