子育て情報『妊娠前から要注意!妊娠中の便秘体験談と私の解決方法』

妊娠前から要注意!妊娠中の便秘体験談と私の解決方法

この粘性が腸の粘膜を守り、善玉菌を増やしてくれます。不溶性食物繊維は水に溶けにくく、胃や腸で水分を吸収して膨らみ、便の量をかさ増しします。そして、腸内にたまった不要物を絡め取って便通をよくしてくれます。

書籍「腸内フローラ免疫力アップレシピ(株式会社扶桑社2015年8月31日発行)」によると、「理想的な食物繊維の摂取バランスは、水溶性食物繊維1:不溶性食物繊維2」が良いとされています。
水溶性食物繊維と不溶性食物繊維の両方がバランス良く含まれている食材に、ゴボウ、納豆、オクラ、乾燥プルーンなどがあります。

便秘には食物繊維が良いということは知っていたとしても、どちらかの食物繊維に偏ってしまうと効果が低くなるので、バランス良く取り入れるようにしましょう。

②オリゴ糖を含む食品を取り入れて善玉菌を増やす
オリゴ糖は大腸まで届きやすく 、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を整える効果があります。タマネギ、アスパラガス、ゴボウ、バナナなどの野菜や果物類や、納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品の他、はちみつにも多く含まれています。
また、醤油、味噌などの発酵食品にも含まれています。

③味噌やヨーグルトなどの発酵食品で善玉菌の働きを良くする
発酵食品は、腸内を酸性にして悪玉菌の働きを抑えて善玉菌の活動を活発にさせて腸内環境を良くする効果があります。味噌、醤油、酢、みりんなどの和食調味料は日本の発酵食品です。他に、ぬか漬け、納豆、米麹から作られた甘酒(アルコール分を含まない)があります。いずれも植物性乳酸菌 を多く含みます。一方、ヨーグルトも動物性乳酸菌を多く含む発酵食品になります。

④マグネシウムを含む食材もチェック
便秘薬の成分の一つにもなっているマグネシウム。マグネシウムには水分を引き寄せる働きがあるため、便を柔らかくさせる効果 があります。
また、マグネシウムは骨の形成のために重要な成分であり、また高血圧を防ぐ効果もあります。

厚生労働省の「妊婦、授乳婦の食事摂取基準(付加量)」に妊婦のマグネシウム推奨付加量が提示されています。妊婦の場合、成人女性が1日に摂取したいマグネシウム推奨量から更に40㎎の追加を推奨していることが分かります。便秘予防のためだけではなく、母体と胎児の栄養素として必要ですので、積極的に食事から摂取するようにしましょう。

主な食品として、玄米などの精製されていない穀物類、納豆、豆腐などの大豆製品、ほうれん草、海藻類、魚介類 などに多く含まれています。

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