親子で楽しめるスポーツ3選! そのうちの一つはなんと○○○だった!
こんにちは。エッセイストの鈴木かつよしです。
スポーツは、大人から子供まで誰でも楽しめるものですよね。2018年2月に開催された平昌オリンピックでは多くの「アスリート」がメダルを獲得し、私たちに勇気と感動を与えてくれました。
そこで今回は“ノン・アスリート”の子どもたちがママやパパと一緒に楽しめるスポーツ競技は何か ということについて、その歴史と楽しさという点から考えてみたいと思います。
ボウリング
紀元前5000年頃の古代エジプトの時代から、いわゆる“魔除け”的な宗教儀式として行われてきたとされるボウリング。
そのルールを統一し近代ボウリングの原型を確立したのは、わたしたちが歴史の授業で習った16世紀ドイツの宗教改革家であるマルティン・ルターでした。
ルターの弟子にあたる多くのプロテスタントの人たちが17世紀になるとアメリカへ移住して行ったため、ボウリングもアメリカで最も盛んになり、発展して行きます。
このようにキリスト教との縁が深かったボウリングは日本においても江戸時代末期の1861年に長崎市の大浦居留地に最初のボウリング場が開設されることにより、その歴史をスタートしました。
1970年前後に中山律子選手らの出現によってピークに達したその人気はだいぶ衰えたとはいえ、老若男女問わず誰でも参加できてルールもシンプルで楽しいことから今でも「みんなが一度はやったことがあるスポーツ」としてわが国では広く浸透しています。
このように手軽で親しみやすいボウリング を、アスリートでない普通の子どもたちが楽しまない手はありません。運動部員でない中・高・大学生の日頃の運動不足解消に。受験勉強の合間のストレス発散に。ママもパパもご一緒に大いに楽しんでください。
小さなお子さんがプレーする場合 には投げたボールがガターに落ちない「ノーガター機能」を備えたレーンのあるボーリング場も増えていますので、ぜひ活用していただきたいと思います。
スポーツはアスリートだけのものではありません。
日常あまり運動をする機会のない人にとってはスイミングやウオーキング・ランニングといったフィットネス(健康のための運動)で汗を流すのもよろしいかとは思いますが、フィットネスにはスポーツゲーム特有の“楽しさ”は残念ながらありません。その意味でボウリングは、ノン・アスリートの子どもたちにママやパパと一緒に楽しんでもらいたいゲーム としても筆者一押しの運動競技なのです。