と気を張っていました。
きっと「周りに頼ってばかりいたら、お母さんになれない!」なんて気持ちが私の中にあったのかもしれません。
我慢することより、頼ることが大切
私は、授乳中に飲める薬なんて無いと思っていました。さらに「みんなこういう痛みを乗り切っているんだから!」 と思い込み、「こんなことごときで電話したら病院に迷惑だ」と自己判断。
病院に電話することもなく、丸二日痛みに耐えていた んです…。
幸せなはずの赤ちゃんとの時間…。
楽しいはずの子育て…気づけば私は、痛みに耐える怖い顔の方が多くなっていました。見かねた母が「一応電話するだけでもいいから!」と産院に電話することを勧め、しぶしぶ連絡してみたところ…
優しい言葉に泣きました。
そして家にあった鎮痛剤を飲んだらすぐ効果があり、痛みが落ち着いてきました。
問題はお薬があるかどうかじゃないんです。あの時の私に必要だったのは「人に頼ること ができるかどうか」なんですよね。
私は里帰りをして周りに頼れる環境にいたにも関わらず、差し伸べてくれた手を振りほどいていたんですよね。
でも痛みが緩和されたおかげで心に余裕が生まれ、少しずつ回復し、笑顔で赤ちゃんをみてあげられるようになりました。
そして自分が大きな間違いをしていたことに気づいたんです。
これって自分のためだけじゃなく、赤ちゃんにとっても大切なことですよね。イライラカリカリしてるお母さんなんて、赤ちゃんだって望んでいないですから。
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いかがでしたか?
今回私が体験したことは“後陣痛”でしたが、きっと産後何の悩みもない、痛みもないお母さんなんていないと思うんです。
そんな状態になった時、私のように変に自己判断をして無理を続けることは、赤ちゃんにとってもお母さんにとっても良くないことですよね。できることなら早めに病院や家族に相談して 、早めに解決できるようにしていきましょうね。子育ては一人じゃできませんから!
これが当たり前のようで、なかなかできないことなんだと思います。
●ライター/ねここあんな