「100の方法」として、100の内容が、知り合いのお姉さんが話しているかのような語り口で読みやすいです。
私は2人出産後にこの本に出会いました。
2歳差の子どもたちとの生活は想像以上にバタバタしてしまっていて、上の子に「待って!待って!」とたくさん我慢させてしまっていることに申し訳なく思っていました。
この本に「待つ練習の機会をたくさん与える 」とあり、忍耐力を付ける事が親も子どももハッピーに生活できると書いてあってありました。
「忍耐力は、生まれつき持っているか持っていないかの特性とは思っていない。これらは学習できると信じている」とありました。私の「待って!」に癇癪を起す上の子に「どうして?わからないの?」と思っていました。
でも元々、「待てる」ことができることがいないこと、「待たせる」ことは、忍耐力を鍛えることで悪いことでないことを知ってとても肩の力が抜けました。
今でも、「うまくいかないな」と思うことがあったら、この本を開いています。
3冊目 パパとの関係に悩んでるママへ
(子どもの対象年齢︰新生児〜思春期頃)
紹介する育児本→「忙しいパパのための子育てパッピーアドバイス」
この本は、出産後から子どもが大きくなるまでの、夫と妻、父と子の関わりについて書かれています。
筆者は精神科医でスクールカウンセラー 、自身も2児の父親である明橋氏。
医師が書いているからといって難しいことはなく、同じ場面を夫の立場、妻の立場、を4コマ漫画で描かれたり、Q&Aで書かれていたり、忙しいパパでもサラッと読みやすく書かれています。
私は、1人目を出産した後は、初めての子育てにもう余裕がなくなっていました。
平日は夫も帰りが遅く、ほとんどすれ違いでした。赤ちゃん時は、昼夜の区別も付かず、寝不足でした。
また、冬でインフルエンザが流行っていて、外出も自由にできなく家にこもりきりの時期でした。
そんなある日に、夫が、休日に、「1人で買い物しておいで」と送り出してくれました。その頃の私は、休日は家族で過ごす!と思っていたので、1人で買い物に出かけることもありませんでした。
半ば強引に夫に、追い出されて驚きましたが、身軽に動けることに感動し、本当にリフレッシュになりました。
帰って、夫からこの本を読んでいたことを教えてもらいました。
この本には妻の言いたいことが詰まっていました 。