つまり、言葉の内容ではなく、声の抑揚やジェスチャーの方が相手に与える影響は大きいのです。
試しに、自分が話した言葉を書き起こしてみてください。
支離滅裂で何を言っているか、全くわからないはずです。
先ほど、ラインは文章と会話の間に位置づけされるSNSだとお話ししました。
どちらのメリットを持っている一方で、どちらのデメリットも持っているのです。
つまり場合によっては、他者視点が疎かになってしまうのです。
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夫婦でLINEを使うときの3つのルール
では、具体的にどのようにラインを使っていけばいいのでしょうか。
プール学院大学が大阪の大学生148人で行われた実験を元に、考えていきます。
●1、相手の気持ちを考えた文章にする
まず第一に、ラインは記録として残ります。
何を当たり前のことを、と思うかもしれません。しかしラインは、文章と会話の間をつなぐコミュニケーションツールです。
そのときは、パパッと考えて送った文章でも、後から見たら傷つくことも十分に考えられますよね。
実際の会話は、録音をしていない限り、記録には残りません。
しかしラインは、そのときのリアルな会話がすべて残ってしまいます。
その点を十分に理解して、使ってみてください。
●2、不用意に発言をしない
1のルールと似ていますが、不用意な発言はトラブルの元 です。
ツイッターなどのSNSを見ていると、夫にイライラした妻が、ラインのスクリーンショットを載せて怒っているツイートを見かけませんか?
男性側はポロッと発言したのに対し、女性側がイラっとしてしまうケースは多々ありますよね。
もちろん、逆も然りです。
ラインの特徴と注意点を生かすには、しっかりと使い考えなくてはいけないのです。
●3、自分の言葉が相手に与える影響を考える
ラインのおかげで人と繋がりやすくなったことで、傷つきやすくもなっているのが現代の問題 ですよね。
・夫は私のこと何もわかってない。
・妻は僕を褒めてくれない。どれも同じです。
どんな言葉をかけると、相手にどんな影響を与えるのか、考えていますか?
ぜひ、以上の3つを意識してラインを使ってみてください。
ラインにおける夫婦での問題は、限りなく減少するはずです。
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まとめ
ラインの使い方としては、
1、ラインの特徴を理解
2、その特徴からわかる注意点に気をつけるこの2つが大切です。