子育て情報『赤ちゃんにうつ伏せの練習は必要?うつ伏せのメリットと注意点まとめ │ パピマミ』

2019年8月1日 19:38

赤ちゃんにうつ伏せの練習は必要?うつ伏せのメリットと注意点まとめ │ パピマミ

次項で詳しく説明します。

SIDS(乳幼児突然死症候群)とうつ伏せ寝との関係は?

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乳幼児突然死症候群(SIDS)とは、赤ちゃんが眠っている間に突然死亡してしまう症状です。
生後2-6ヶ月に多い症状で、寒い時期に発症しやすいとされています。

●SIDSの原因と対策は?

はっきりとした原因は解明されていませんが、近年の研究では睡眠や呼吸機能との関係があると言われています。
また、仰向けに寝かせると発症率が低くなるという統計結果があります。

赤ちゃんがうつ伏せのまま寝てしまわないように、気をつけてあげましょう。

●うつ伏せに慣れてきて、寝返りを打てるようになったら

うつ伏せの練習が進んでくると、自らうつ伏せになったり、寝返りを打てるようになってきます。
うつ伏せの姿勢のほうが安心する赤ちゃんもいます。


うつ伏せになっている間は、すぐ様子を見られるようにしてあげてください。
また、転がった時に危険なものに当たらないよう、部屋を片付けてあげると良いでしょう。

寝返りを打つようになったら、寝ている赤ちゃんがうつ伏せにならないよう、対策が必要です。

まず、ふかふかの布団ではなく、固めのベビー布団かベビーベットで寝かせるようにしてください。
さらに、大きいペットボトルに水を入れ、バスタオルを巻いたものや硬いクッションを寝ている赤ちゃんの脇に挟み、寝返りを打てないようにしてあげる必要があります。

心配であれば、お昼寝のときに確認してあげると良いでしょう。
個人差はありますが、赤ちゃんが1歳手前になるとうつ伏せになっていても自分で頭を動かし、自ら呼吸しやすく姿勢を変えられるようになってきます。●うつ伏せとうつぶせ寝は違う

SIDSという症状を聞いて、「赤ちゃんをうつ伏せにさせるのが怖い」と思った方もいるかもしれません。

しかし、SIDSの可能性が高まるのはうつ伏せのまま寝てしまった時であり、起きている間にうつ伏せになってもらう分には特に問題はありません。

赤ちゃんが起きていることが確認できていれば大丈夫なので、安心してうつ伏せの練習を行なってくださいね。

まとめ

うつ伏せの練習は、赤ちゃんの成長に絶対に必要なことではありません。
一方で、うつ伏せの練習をすることにより、筋肉の発達を助けるという一面もあります。

また、窒息やうつ伏せのまま寝てしまわないことに注意する必要があります。

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