子育て情報『不妊症や妊活に効果的!初心者のための漢方の始め方 │ パピマミ』

2019年8月9日 18:18

不妊症や妊活に効果的!初心者のための漢方の始め方 │ パピマミ

どれだけ質がよく効果の高い漢方であっても体に合わなければ意味がありません。必要なタイミングで相談にのってくれ、最適な漢方を処方してくれる信頼できる先生を見つけることが大切です。

私が行った病院では、毎回の診断で体質チェックをするほかに脈診や舌診、体温チェックなどをしてくれました。

西洋医学は1つの症状に対して「これが効く」という臨床データに基づき薬が処方されますが、東洋医学は「その人の全体の体調」が重要視され、薬の調合においても配合のバランスが異なります。そのため、診断方法や説明の内容を信頼でき、患者側からも安心して話ができる先生であることはとても重要です。

妊活に効果的な代表的な漢方3つ

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●1.エネルギー不足には「当帰芍薬散」「婦宝当帰膠」

食生活の乱れ、疲れ、ストレスなどが原因で栄養が不足し、貧血やめまい、月経量が少ないなどの症状がある方には「当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)」「婦宝当帰膠(フホウトウキコウ)」。生理不順や生理痛、PMSや不妊症のほか、更年期障害にも対応すると言われています。

●2.冷え性には「温経湯」

冷え性で困っている方、体力がない方、乾燥などかさつきが気になる方には「温経湯(ウンケイトウ)」。
不妊治療に補助的に用いられることが多く、体温を整えてくれます。

●3.運度不足で血が滞っていたら「桂枝茯苓丸」

冷えや運動不足で血の流れが滞り、生理痛がひどい、塊が月経に混じるといった方に「桂枝茯苓丸(ケイシブクリョウガン)」。汚れた、滞った血を改善して血の巡りをよくしてくれます。

ほかにも、現在「プラセンタ」の名で知られている「紫河車(シカシャ)」。これは胎盤を乾燥させた生薬で、ほかの漢方と併用することで効果が得られやすいと言われています。

まとめ

妊活では、西洋の治療と合わせて漢方を取り入れることでより成功率が高まるとも言われています。「なんだか体調がイマイチ」という時や「特に原因はないのになかなか妊娠しない」という時に、ぜひ試してみてくださいね。

●ライター/パピマミ編集部

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