2016年2月25日 20:00
一人作業に責任ドッシリ!? 子育てママが「在宅ワーク」を始める際の心得
まずは仕事内容の1位から10位までを見てみましょう。
・1位:設計・製図
・2位:データ入力
・3位:文書入力
・4位:ライター
・5位:システム設計・開発、プログラミング
・6位:翻訳
・7位:添削・採点
・8位:Webサイト作成
・9位:コンサルティング
・10位:DTP(編集)
結果を見ると、専門的な知識が必須となる業務と、資格不要でパソコンさえ扱えればすぐにできそうな業務が混在しているのがわかるでしょう。
このほかにも、電話のオペレータや添削業務、イラスト制作など、さまざまな業務で活躍されている方がいらっしゃいます。
「『在宅ワーク』という職業はない」ともいわれている由縁です。
●自分にはなにができる? やりたい! と思ったらまず検索を
たとえば私は、4位のライターという、文章を書く仕事を行う在宅ワーカーです。
しかし、一方でWebサイトの作成をしたり、更新業務をしたり、コンテンツの制作や運営管理業務もしているので、なんでも屋さんのような様相を呈しています。
ただし私の場合は、子どもたちを食べさせるため、とにかく声をかけていただいたらなんでも手を挙げてやっていった結果が今、になっています。
扶養控除の範囲内と決めている場合はいくつも掛け持ちをする必要はありませんし、専門分野のある方はその分野だけ手がけてゆければいいのです。
仕事の分野や仕事量を調節できる ことも在宅ワーカー最大の利点でしょう。
「在宅で仕事がしたい!」と思い立ったら、まずは自分にはなにができるのかを考えてみましょう。
ただし、気をつけなければならない点がいくつかあります。
在宅ワーカーは企業に所属しない自営業者であることがほとんどです。
そのため、黙って待っていても仕事はもらえませんし、決められた時間内に仕事を終えられなければ収入になりません。
この場合、家庭事情や子どもは一切理由にならないことを心得ておきましょう。
そして個人事業者ですから、経理や税金の申告などは自分で行う 必要があります。また、前述したとおり、「○円払って受講したら仕事があります」というような在宅ワーク詐欺もまだまだあるようです。
極論ですが、経験上、そのようなキャッチコピーをつけている企業はすべて詐欺だと考えてもいいでしょう。
もちろん特定のスキルや資格を身につけるための勉強代であれば問題ありません。