子育て情報『くしゃみでイテテ! 若い人にも増えている「慢性的な腰痛」4タイプ』

くしゃみでイテテ! 若い人にも増えている「慢性的な腰痛」4タイプ

くしゃみでイテテ! 若い人にも増えている「慢性的な腰痛」4タイプ

【男性からのご相談】
40代になったころから腰痛に悩まされています。

周りの友人たちもみんな、何かしらの腰痛があると話していますが、それぞれ痛みの感じなどに違いがあります。

腰痛もいろいろと種類があると思うのですが、何か特徴的な症状とか痛みとかあれば教えてください。

●A. 代表的な腰痛は大きく4つの疾患に分けられます。

ご相談ありがとうございます。理学療法士のOHSAWAです。

腰痛と一言で言っても、痛みの程度や場所、しびれの有無などさまざまな症状が現れます。

そこで今回は急性的なぎっくり腰は別として、慢性的な腰痛の4つの疾患をご紹介させていただきますね。


●慢性的な腰痛4つ

●(1)腰椎椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアとは、脊柱を構成している椎骨と椎骨の間に挟まってクッションの役目をしている椎間板が変形して、隙間から脊髄側にはみ出してしまう症状のことをいいます。

はみ出した椎間板が神経を圧迫するため、腰痛や足の痛みやしびれ などを引き起こします。

症状の特徴としてはくしゃみや咳でも痛みが生じたり、前かがみになると激痛が生じることがあります。

比較的背中をまっすぐにしていると症状は緩和されるようです。

また、最大の特徴は腰部だけでなく、左右どちらかの足にも痛みが伴う ことが挙げられます。

●ー原因

椎間板の変性というと、高齢になって生じるものと思いがちですが、実際は若い方の方が椎間板ヘルニアになる方は多くいます。

発症の原因としては、腰に多くの負担をかけること で椎間板に亀裂が生じて飛び出してしまいます。

特に働き盛りの男性では腰に負担がかかるような重い物を持つ仕事や長時間のデスクワーク、長時間立ちっぱなしや歩きっぱなしの仕事をすることで発病してしまうことが多くあります。


また、激しいスポーツをする方も発病の可能性は高いようです。

●ー治療

基本的に痛みがある場合は安静と鎮痛剤 などの薬を使用していきます。

それでも良くならない場合は腰部の神経にブロック注射をし、それでも症状が改善しない場合は手術を選択し、神経を圧迫しているヘルニアを取り除く治療をします。

●(2)腰部脊柱管狭さく症
背骨の中には空間があり、そこを脊髄神経の束が通っています。その空間が管のようになっていることから脊柱管と呼ばれています。

脊柱管狭さく症は何らかの原因で脊柱管が狭くなり、神経や血管が圧迫されて痛みやしびれを感じる 病気です。

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