2016年3月1日 20:00
粗品はどうする? 引越し先で失敗しない「ごあいさつ」のポイント
こんにちは。転勤族ママライターのパピルスです。
春は移動の季節。ある市の統計によると、3月には他の月に比べて約2倍もの転出転入件数があるのだそうです。
お引越し準備にいそしまれておられるママさんたちも多いのではないでしょうか?
お引越し準備を進めるうちに頭をよぎるのが、「新居のご近所へごあいさつは行ったほうがいい?」ということ。
初めてのお引越しでは特に迷う方も多いようです。
そこで今回は筆者の引越経験と株式会社ムーバーズが行った『引越し先でのあいさつアンケート』の結果を元に、お引越しのあいさつ事情をお伝えしたいと思います。
●新居でお引越しのごあいさつは必要?
そもそも引越し先で近隣のお宅へのごあいさつは必要でしょうか?
最近では単身者のお引越しは近隣へのごあいさつを省略する傾向にあるようですが、筆者は特に家族世帯の場合はあいさつ回りをすることをおすすめします。
前述のアンケートでも、家族世帯でのお引越しが多い『一戸建て』へのお引越しでは6割以上 の方がご近所へのあいさつ回りをしています。
●一戸建ての場合
・引越し先でご近所へのあいさつ回りをした……64.0%
・あいさつ回りはしていない……36.0%
●ーマンションへの引越の場合
・引越し先でご近所へのあいさつ回りをした……47.5%
・あいさつ回りはしていない……52.5%
●ーアパートへの引越の場合
・引越し先でご近所へのあいさつ回りをした……54.3%
・あいさつ回りはしていない……46.7%
----------
マンションやアパートへの引越では、ごあいさつ回りをした方の割合は約半数 であったという結果が出ています。
単身者のお引越しが多いことや賃貸物件の利用ということでごあいさつを省略される方がいらっしゃるのかもしれません。
それでも約半数の方があいさつ回りをしているというのは、高い数字だと感じました。
●どの範囲までごあいさつするべき?
まずは、悩まれる方が多い『どの範囲のお宅にごあいさつに伺うか』についてご説明します。
●一戸建ての場合
『向こう三軒両隣』 という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
“新居の向かい側3軒と新居の左右両隣、合わせて5軒にあいさつに伺うべし”という意味の言葉です。こちらが基本のパターンです。
加えて、町内会長さんや班長さんなど、その土地のとりまとめをされている方へもごあいさつに伺っておくと安心です。