2016年2月28日 21:00
書くコミュニケーション! 家庭で「ホワイトボード」を使うメリット5つ
家族の情報ステーションになる
ホワイトボードの一角に家族のスケジュールを記入するカレンダーを掛けることで、スケジュールの共有のほかに持ち物やTO DOリストを一緒にホワイトボードに記載し、家族全員で共有 できます。
今週中に用意しなければいけないものなど、子ども自身が書くこともできるので、実際に書き出すことで忘れ物防止に大きな力を発揮してくれます。
●(2)これどういうこと? という説明がしやすい
例えば海の中にあるトンネルを説明するとき、言葉だけでは伝えづらくてもホワイトボードでサッと図解 できます。
「紙と鉛筆ある?」という中断がなくなり、ダイニングテーブルでの会話の延長で説明できるので子どもの興味を引き立てることができます。
●(3)きょうだい同士で教え合える
上の子が下の子に先生気分でひらがなの書き順を説明することもできます。
人に教えるには自分もしっかり理解できていることが前提ですし、教わる側がわかりやすいような配慮をしながら説明しているのが伺えます。
また、教わる側も紙に書いて説明されるよりもホワイトボードを見ながら説明を聞くと素直に聞いているように感じます。
●(4)子どもが作った作品を飾ることができる
マグネットが取り付けられるホワイトボードでは、壁に穴をあけることなく すぐに作品を飾ることができます。
常に目につくところに飾ることができるので子どもの満足度も高まります。
●(5)残業の父親とのコミュニケーション
ホワイトボードを設置して一番良かったのがこちらです。
残業で子どもが起きている時間に帰宅できない父親に「おかえりなさい」と子どもが書き、その下に「ただいま」と父親が書くことができます。
朝起きて父親からメッセージの返答を読んだときの子どもの表情は穏やかでした。
置き手紙でも同じことですが、ホワイトボードの手軽さ が双方無理なく続けられるヒケツとなっているようです。
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視覚と動作を伴い、家族間のコミュニケーションを取れるツールとして絶大な力を発揮してくれるホワイトボード。ご家族だけの使い方を見つけるのも面白そうですね。
お子さんの学習環境や家族のコミュニケーションについて考えるきっかけ、参考になると幸いです。
【参考文献】
・『頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか』四十万靖・著
●ライター/りょんぺい(ママライター)
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