子育て情報『反抗期なしは危ない!? わが子を「アダルトチルドレン」にさせない育て方』

2016年3月4日 18:00

反抗期なしは危ない!? わが子を「アダルトチルドレン」にさせない育て方

反抗期なしは危ない!? わが子を「アダルトチルドレン」にさせない育て方

【ママからのご相談】
私には中学生の子どもがいるのですが、最近反抗期で言うことを聞かなくなってきたので、アダルトチルドレンになっていないか心配です。どのように子どもに接したらよいのでしょうか?

●A. 思春期の反抗期は正常な反応です。安心してください。

こんにちは。メンタルフリーライターの木田あゆみです。

お子様が反抗期で言うことを聞かないとのこと、いろいろと心配されているとお察し致します。

しかし、実は反抗期は正常な子どもの反応なので、心配することはありません。

むしろ、反抗期のない子どものほうが、アダルトチルドレンになる可能性があります。


●反抗期とアダルトチルドレンの関係性

鹿児島の心療内科クリニックの院長先生(50代女性)のお話によると、『アダルトチルドレンになる人の特徴として、“反抗期がないこと”が挙げられる』そうです。

反抗期がないということは、幼少期に親が子どもを抑圧し、子どもが親に本音が話せなくなる状態になっている と言えます。

このような状態が続くと、思春期に反抗期がこなくなり、アダルトチルドレンになってしまう可能性が高くなってしまいます。

アダルトチルドレンになってしまうと、精神疾病になりやすくなってしまい、また、ストレス耐性も弱くなってしまうことがあります。

●子どもがアダルトチルドレンにならないように育てるには?

子どもをアダルトチルドレンにならないように育てるには、子どもと真正面から向き合うことが大切 だと言えます。

相談者様も子どもに十分愛情を持って育てているとは思いますが、子どもに過度の期待をしていないか、気を付ける必要があります。

子どもに過度の期待をしてしまうと、無意識のうちに子どもの心を抑圧し、正常なコミュニケーションが取れなくなっていまいます。

そうなると、子どもと親の間に軋轢(あつれき)が生まれ、アダルトチルドレンになる可能性が高くなってしまいます。


●子どもと本音で話せる関係を

正常なコミュニケーションとは、子どもと親がよい意味で本音を話せる関係にあること 。

相談者様のお子様は大丈夫だとは思いますが、思春期の子どもはいろいろと気むずかしいものです。

この大変な時期を乗り越えれば、子どもは正常に育っていきますので、反抗期だからといって過敏な反応は避けるよう、十分気を付けましょう。

●ライター/木田あゆみ(メンタルフリーライター)

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