子育て情報『家族がフォロー! 子どもの「ひきこもりの長期化」を防ぐ接し方3つ』

2016年3月13日 19:00

家族がフォロー! 子どもの「ひきこもりの長期化」を防ぐ接し方3つ

家族がフォロー! 子どもの「ひきこもりの長期化」を防ぐ接し方3つ

こんにちは、ママライターのみいゆです。

新学期の季節になると増えてくる子どもの不校。最近は子どもだけではなく、20代や30代の大学生や社会人も出社拒否が増えているようです。

これが長引けばやがては“ひきこもり”になってしまうこともしばしば。ひきこもりは長引けば長引くほど、復帰が困難になってしまいます。

今回はひきこもってしまった、主に子どもに対して周りがどのように接してあげればよいのかをご紹介します。

●ひきこもりは外出しない人のことではありません

“ひきこもり”とは原則的に“6か月以上にわたって社会と関わりがないこと” を指します。

家に閉じこもりっきりでゲームや好きなことばかりしているというイメージがありますが、実際は外出をしていても、他者と関わりを持たなければひきこもりの状態と言えるようです。


特に多い世代は、思春期である中学生、特に入学してからの環境の変化から不登校になるケースもあります。

●不登校やひきこもりの子どもにやってほしいこと3つ

●(1)本人に元気になってもらうことを考える

精神科医の斎藤環先生は『世界一やさしい精神科医の本』の中で、

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不登校の子に対して僕らはなにを考えるだろうか。とりあえず「なんとか早く再登校させたい」って考えるよね?でも僕に言わせると、それがもう間違いだ。むしろ再登校のこととかは、いったんわきに置いとかなくちゃいけない

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とおっしゃっています。

本人は学校のことで悩み苦しんで不登校になったのに、その元凶 である学校へ行かせるためだけを親が考えていたら、子どもは誰も信じられなくなってしまいますよね。

●(2)いろんなやり方でかまってあげる

斎藤先生いわく、『子どもは大人から見放されることが一番恐ろしいと思っている』とのこと。

子どもがどんなに言葉で拒否しても、常に話しかけたり買い物に誘ったりといろんな手でかまってあげることで子どもは元気を取り戻していきます。

逆にほっとかれてしまうと、もう自分は必要ない人間だとかどうにでもなれと気持ちが後ろ向きになってしまい、ひきこもりが長期化 してしまう恐れがあります。


●(3)学校は必ず休ませてあげる
誰にでも嫌なことがあったり、つらいことがあると学校や職場に行きたくないと思いますよね。

ひきこもる子どもも、はじめはそういうきっかけがあります。

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