子育て情報『原因はワカラナイ!? 子どもがかかる「斜視」の危険性と治療法』

2016年4月2日 20:00

原因はワカラナイ!? 子どもがかかる「斜視」の危険性と治療法

原因はワカラナイ!? 子どもがかかる「斜視」の危険性と治療法

【ママからのご相談】
4歳の息子がいます。ふとしたときに片方の目が寄り目のようになっています。

でも、いつもではありません。ママ友から「斜視じゃない?」と言われてちょっと心配になっています。斜視って怖い病気なのでしょうか?

●A. 成長に伴って自然に治るケースも。まずは医師に相談を。

こんにちは。ライターのakiです。


早ければ生後2〜3か月くらいから“斜視”になるお子さんはいます。子ども100人のうち2人がかかっている小児眼科の代表的な病気 です。

ひとくちに斜視といっても何種類かあります。

・内斜視:片方の黒目が真ん中にずれる
・外斜視:片方の黒目が外側にずれる
・上下斜視:内斜視や外斜視に加え、上下に黒目がずれる

まずは、眼科もしくは子ども斜視を専門に扱っている病院へ相談されることをお勧めします。

●斜視の原因は?

さまざまな原因があり一概には言えませんが、目のまわりの眼球を動かす筋肉や神経の病気、遠視、腫瘍、視力不良や両眼視の異常などと言われています。

遺伝によるものかということに関しては、明確にされていません。

●どんなときに斜視になるの?

ほとんどの子どもの場合、朝の起き抜けや疲れているとき、集中力が途切れているとき などになります。

どこを見ているのかわからない表情に一瞬なり、そのときに片方の黒目がずれるのです。


●放っておくとどうなるの?

斜視は、ものを見るときに片方の目の視線が外れるだけではなく、両眼視ができない、斜視のある方の目が弱視になる などの危険性があります。

気づいたらすぐに医師に相談をして、治療をするなど対策をとった方がいいでしょう。

●治療方法は?

●(1)手術をする

『わが子は生後しばらくたってから、斜視がわかりました。早いうちに手術を勧められたので3歳のときに手術をしました。手術自体は「目のまわりの筋肉を少し切るだけです」という感じの説明で大きな不安はなかったのですが、全身麻酔をすること、斜視が完治するとは限らないことなどを聞いてためらってしまいました。

でも、このままでいても弱視になる恐れがあり……思い切って受けました。今のところ、斜視が出ていないので手術は成功したのかなと思っています』(5歳の女の子のママ)
病院によっても若干診断は異なりますが、重度の斜視であれば2〜3歳ごろ(いずれにしても早いタイミング)

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