増やすことも可能! “児童手当”の基礎知識と効率よく貯めるコツ
名義の口座のみ 指定できます。
そのため、子どもや請求者の配偶者の口座へは、振り込みできません(ただし離婚協議中などの場合は、子どもと同居している親への振り込みは可能です)。
ここで注意すべき点は、振込先となる口座をどの口座にするかということです。
たとえば、普段の生活費口座に振り込んでしまうと、どのようになってしまうでしょうか?
そうです。「いつの間にか生活費として使ってしまう危険性がある」ということです。
では効率的に無駄なく簡単に貯めるためには、どのようにしたらよいのでしょうか?
まずは“児童手当専用口座 ”を作って振込口座に指定します。そして振り込まれた後は、絶対その口座に手をつけないことです。
わざわざ新たに銀行口座を開設しなくても、現在使っていない口座を利用するのでもよいでしょう。
とても簡単な方法なので、ぜひ試してくださいね。
公務員の場合は給与と一緒に児童手当が支給されてくるため、手作業で別口座へ移し替えるというような工夫をするとよいでしょう。
●増やすことも検討しよう
児童手当を確実に貯める仕組みを作った後は、同じ口座に預けっぱなしにせず、増やすことを検討してみるのも良いでしょう。
たとえば、少しでも金利の良い定期預金 に預け替えたり、元本保証のある金融商品で運用 したりするなど。
ただし子育てのための大切なお金なので、安全性の高い商品で運用することが鉄則です。
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いかがでしたでしょうか。
当たり前のようにもらえる児童手当ですが、コツコツ貯めて行くとそれ相応の金額になるもの。
無駄のないよう、子どもが生まれたらすぐに貯めはじめましょう。
【参考リンク】
・児童手当 | 内閣府(http://www8.cao.go.jp/shoushi/jidouteate/index.html)
・児童手当 所得制限限度額表 | 厚生労働省(PDF)(http://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/osirase/dl/jidouteate240618-2.pdf)
●ライター/小澤美奈子(ファイナンシャルプランナー)
●モデル/大上留依(莉瑚ちゃん)