子育て情報『不妊のリスクも! “やせすぎ”が女性の体にもたらす悪影響5つ』

2016年8月30日 20:00

不妊のリスクも! “やせすぎ”が女性の体にもたらす悪影響5つ

不妊のリスクも! “やせすぎ”が女性の体にもたらす悪影響5つ

こんにちは、ライターのyossyです。

『厚生労働省』が行った平成26年「国民健康・栄養調査」によると、BMIが18.5未満のやせている人の割合は、女性は10.4%だったそう。男性の5%に対して、高い数値となっています。

年代別に見ると、20代の女性が17.4%、次いで30代女性が15.6%と若い人の割合が高く、およそ6人に1人がやせている という結果です。

日本では「やせているほうが美しい」と思いすぎる風潮が強く、ときに女性へのプレッシャーになるようです。

しかし、やせすぎが体に及ぼす影響が大きい ため、注意しなくてはいけません。どんな影響があるのか、見ていきましょう。

●(1)疲れやすくなる

あまりカロリーを摂取していない状態だと、体はカロリーを消費しないようにするため、筋肉量を減らしていきます。


また、甲状腺ホルモンの分泌も減っていくので、代謝が悪くなってしまうのです。

食欲がわかなくなって血行が悪くなり、冷えやすくなってしまいます。そして、活発に活動できなくなってさらに筋肉の量が減る……という悪い流れに。

やせすぎることで、基本的な体の機能が鈍ってしまうのですね。

●(2)無月経・不妊リスクの増加

冒頭でも出てきた『BMI』とは、肥満度を表す指数です。「体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)」で求めることができます。

BMI=22程度の体重になるのが理想的 です。

BMIの値が低くなりすぎると、卵巣機能障害が起こりやすくなります。
16を下回るようになると、治療をしても排卵が戻らなくなる、という専門家も。

体脂肪率で言えば、15%を下回ると卵巣機能障害が起こりやすくなると言われています。

やせすぎることによって正常に月経が来なくなり、不妊につながることも ありますので、注意したいところです。

●(3)低体重出生児が産まれるリスクの増加

妊娠前・妊娠中にやせすぎている場合、低体重出生児(出生体重2,500g未満の赤ちゃん)が産まれるリスクも高まります。

低体重であればあるほど、発達面でリスクを負ったり、障がいを負ったりするリスクが高まることに。

また、低体重で産まれてきた子は、成人した後も生活習慣病になりやすい傾向にある とも言われています。●(4)骨が弱くなりやすい

過度なダイエット等によって食生活が偏りカルシウム不足になると、骨が弱くなり、『骨粗しょう症』になる危険性も。

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