子育て情報『息子が極端にミスを恐れるのは厳しいコーチである私のせいなのか問題』

2019年10月23日 15:44

息子が極端にミスを恐れるのは厳しいコーチである私のせいなのか問題

正直、どう息子と向き合っていいのかわからなくなってきています。自分が原因なら自分がコーチをやめ、距離をとったほうがいいのかもしれないとも思っています。

アドバイスをいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

<島沢さんのアドバイス>

お父さん、よくぞ相談してくださいました。ありがとうございます。

NHKのチコちゃんなら他人事。笑っていられるけど、ご自身のことです。
シマザワさんに叱られる。おまえがダメだと怒られるだろうと思いながらも、八方ふさがりになってメールをくださったのでしょうね。

■厳しすぎるのではなく、構いすぎている

結論から申し上げて、お父さんの子育ては「厳しすぎる」のではなく、「構いすぎ」ていて、少し間違っています。

誘われないとチームの輪に入れないのは、その子の性格もあるかもしれません。ただ、仲間が点をとってハイタッチにいっても喜ばないのは、サッカーを楽しめていない証拠だと思います。それは怖いお父さんの目があるからです。

極端にミスを怖がるのも、お父さんが怖いからです。試合で力を発揮できないのも、ミスをしたらどうしようと委縮するからです。


「練習でできていることが試合でもできれば、もっと試合に出してもらえるはずなんだけど」と毎試合思って、とありますが、その理由を考えましょう。そのことを子どもがダメなやつだから、で終わらせてはいけません。試合でできないのは、前述したようにミスを恐れて萎縮し身体も頭も動かなくなるからではないでしょうか。

もっといえば、練習でやったことがすぐに試合でできるなんて思ってはいけません。できないから、練習を続けるわけです。

「これまで、口調は悪いなりにも息子といろいろな話をしてきたつもり」とあります。口調が悪いのは直しましょう。感情的になると人は口が悪くなります。
感情的な親の話は、子どもの心に入りません。また、息子さんが話をしたのではなく、ほとんどお父さんがお説教をしていたのではありませんか。彼の気持ちを傾聴することが重要です。

■お子さんが抱えている二つの「怖い」という感覚

お父さんがわからないという以下の四つのことに答えます。

1.同じ学校の子ばかりのチームの輪に、3年生でまだ入っていけないこと
⇒集団ですぐに慣れるかどうかは個人差があります。ほかの子ができているからその子もできるわけではありません。

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