子育て情報『上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは』

上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは

■ドリブルで相手をかわせない場合は......

皆さんも「これはこうするものだ」と思い込んでしまっていたり、無意識に「枠組み」をつくってしまったりしていませんか?

サッカーに例えるとすれば、ドリブルで相手をかわすことがうまくいかない場合、ドリブルで何とかすることを考えるより、「パスを使って相手をかわしてみよう」など考え方を変えてトライしてみてはいかがでしょうか。

ずっとフォワードとしてプレーしてきた選手が伸び悩んでいるとします。そんな時は、試しにディフェンダーとしてプレーしてみるのはいかがでしょうか?

センターバックとして相手フォワードと対峙すれば、身体の使い方やフェイントなど、どんなプレーがセンターバックとして守りにくいのか、また、サイドバックであれば、自分が攻め上がってクロスボールを入れる時、フォワードにはどんなポジショニングをしてほしいかを体験から知ることができるはずです。

私自身も、試合に出ていてうまくいかなかったことが、試合に出られなくなった時に外から他の選手を見て気づくこともたくさんありました。

学生時代、ファッションに詳しい友人に服を見立ててもらったことがあります。これまでの私はモノトーンの服ばかり着ていたのですが、友達が見立てたのは黄色のチェックのシャツ。自分では絶対に選ぶことはないものでしたが、実際に来てみるとすごく似合っていて気に入ったことがあります(笑)

冬休み、これまでの考え方や物事の見方を変えて、新たなチャレンジをしてみてはいかがでしょうか?

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上手くならないのは練習量の問題ではない。頑張っているのに上手くいかない時の導き方とは


福中善久(ふくなか・よしひさ)
大阪体育大学卒業後、大阪YMCAで幼児~小学生を中心に様々なスポーツやキャンプ指導にあたった。また、大学生の指導者育成や高齢者スポーツなど幅広く活動。
京都サンガでは未来を担う子どもたちに、スポーツを通じて「人と人がつながっていくことの大切さ」を伝える「サンガつながり隊」のコーチとして活動。地域の小学校を中心に年間2万人の子どもと関わっている。
▼サンガつながり隊の詳細はこちら
https://www.sanga-fc.jp/hometown/tsunagari/
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