2020年9月1日 13:00
プロになれるのはほんの一握り。だからこそ学生時代に身につけておくべきこと
情報の量と質が揃っている。そのような環境があるからこそ、『子どもたちが育っていくんだな』と感じました」
語学も当然、海外でプレーをしたいと考えているなら日本にいるときから勉強しておくなどの準備はした方が良いですが、柴崎選手はそれだけではないと言います。
「語学はもちろんやっておいた方が良いですが、たとえ言葉が完璧に通じなくても理解しあうことはできます。そのためには、相手の発言をよく聞きその意図を理解すること、そして自分の意見を伝えるという、言葉以前の要素が大事だと思います」
と、海外で生活したことで実感したコミュニケーションの基本の大切さを語ってくれました。
■自分のプレーを見て憧れを持ってもらう
そうした積み重ねが今の柴崎選手を支えています。現在28歳。現役を退くのはまだまだ先かもしれませんが、今後はどのような形でサッカーに関わっていくのでしょうか。最後に柴崎選手へ引退後のキャリアについて尋ねました。
「今が選手として一番いい時期。だからこそ、子どもたちに指導できていると思う時があります。プロサッカー選手としてプレーすることが、子どもたちの模範になるからです。自分を見て憧れを持ってもらう。これが一番の指導になるかもしれません。監督やコーチになった時に今と同じプレーを見せられる訳ではないからです。そして、引退後はどのような形か分かりませんが、子どもたちにサッカーを伝えていければいいなと思います。監督として指導に関わりたいという思いは少なからず持っているので、今もそういう目線で見ることもあります。
指導者になった際は、自分が持っている経験を生かしながら、サッカー界に貢献できるようにやっていきたいですね」
サッカーを通じて1人の大人へと成長した柴崎選手。人間性を磨くことが自立へとつながり、子供たちの将来を豊かにしていくのではないでしょうか。
<柴崎選手のサイン入りユニフォームとスパイクをプレゼント>
柴崎選手より直筆入りのユニフォームとスパイクを読者プレゼントとしていただきました。抽選でそれぞれ1名様にプレゼントしますので下記のフォームよりご応募ください。
皆様のご応募お待ちしております!
応募締め切り:2020年9月11日(金)18:00
詳細・応募フォームはこちら>>
「はぁ!?」娘の入学式に行くと前列は既に満席⇒すると前に座りたいママが信じられない行動に出て!?