子育て情報『サッカーの保護者づきあいで疲れないために知っておきたい、面倒な質問をうまく交わす「答え方」』

2021年3月18日 15:44

サッカーの保護者づきあいで疲れないために知っておきたい、面倒な質問をうまく交わす「答え方」

たとえばお子さんのことを聞かれた際は、「子どものことを外で話すとあの子に怒られちゃうの」と「言いたいけれど言えないんです」という意味を含んで言えばカドが立たないそう。

上記のような言い方で「私が言いたくない訳ではないのだけど、言っちゃうと子どもがね......」というニュアンスが含まれると相手もそれ以上聞けなくなるのだとか。

正論ではありますが、真正面から「そういうことを聞くのは失礼じゃない?」「どうして家庭の事を詮索なさるんですか?」などと言うと、人によっては亀裂が入って、関係性が悪くなり、時として自分が居心地悪くなってしまうことも。

また、質問に質問で返すのも一案だそうです。「お子さんのテストの結果はどうだった?」との問いに「●●さんこそ、どうでしたか?」と返すような形式です。

学生同士の会話の例になりますが、部活やサークルの春合宿に行きたくないと考えている時に「春合宿は来るの?」と聞かれて、相手が先輩だったりして「行きたくない」と素直に言えない状況なら「その前に追試が来そうで怖くて」などと「合宿に来る」と「追試が来る」というように、動詞にかけて主語を替えるという質問返しも有効なのだそうです。

「かわす技は慣れないと難しいかもしれません。少年団のお母さん同士の会話では、聞かれる質問はだいたい想像がつくと思うので、事前にこう聞かれたらこう返そうと準備しておくといいのですね。
かわし技とカドが立たない範囲の質問返しの術を考えておくと、気が楽になるのでは。会話の力があれば、多少の人間関係は乗り越えていけると考えています。人間関係を円滑にするにはのらりくらりとかわす術はどんな場面でも強いですよ」と渡辺さんはアドバイスを送ります。

■話の中身と同時に顔の表情や声色が重要

心理学の法則に「メラビアンの法則」というものがあります。話し手が相手に与える影響を数値化したもので、その伝達の割合は以下だと言われています。

視覚情報:外見、しぐさ、表情など55%
聴覚情報:話し方、声の大きさなど38%
言語譲歩:言葉の意味、会話の内容7%

それほど人の印象は外的なものが大きいとされています。自分が伝えたいことを的確に伝えるにはまず「お願いしたい」という顔の表情と、「あなたにお願いしたいんです」という音の調子が必要で、最後に言葉の中身が生きくるのだとか。

「外見だけが大事ということではありませんが、人は外見から信頼を築いていきます。

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