子育て情報『「失敗もいい経験、自分で考えて行動するにはいい機会」たった3日で親が感じた子どもの成長』

2021年6月3日 17:33

「失敗もいい経験、自分で考えて行動するにはいい機会」たった3日で親が感じた子どもの成長

「乗る電車を間違えたとしても、焦らなければ大丈夫だと思った。バスに乗る時は運転手さんに聞いた」と、ひとりで行動することに自信がついたようです。

虎鉄くんの受け答えを隣で聞いていたお母さんは「母親としてはかなり不安でした」と笑みを浮かべながら、こう言います。

「サカイクキャンプの理念に『自分で考えよう』があります。何かが起きたときに、自分で考えてどうすればいいかを経験するには、いい機会だと思って実践させました。サカイクキャンプがなければ、ひとりで行かせることはしなかったと思います」

その話を聞いた柏瀬コーチは「お母さんがサカイクの理念に共感して、そこまで考えて虎鉄くんを送り出してくれたことは、なによりもうれしいです。サカイクキャンプを成長の場に使ってもらえたこともありがたいですね」と笑顔を見せます。

お母さんは虎鉄くんがキャンプから帰ってくる様子を見て、「毎日楽しそうに帰ってきて、余裕を感じました。
ひとりで行くことを経験させて良かったです」と、当時を思い出して話してくれました。

■子どもが自分で判断するまで口出しを我慢することを学んだ

「シンキングサッカースクールやサカイクキャンプは『自分で考えて行動する』ことを大事にしていますよね。でも、それを私が子どもにどう伝えるかが難しくて、上手く伝えられないこともありました。そうなったときに、コーチが助けてくれてありがたかったです」

大人は、子どもが失敗しそうな予兆がわかります。先回りして、手を差し伸べたくなりますが、そこをぐっと我慢することが大切なのだと、スクールやキャンプを通じて体感したそうです。

「例えば冬は寒いので、親としては『もっと暖かくしたら?』って、上着を渡したくなるんですけど、コーチに『それは子どもが判断することなので、自分で判断するまで待ってあげてください』と言われて、なるほどなと思いました。
親が我慢することを教わりました」

自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>

■キャンプで使用するノートは「書きやすい」と子どもも実感

サカイクキャンプではサカイクサッカーノートを使い、ライフスキルにもアプローチしています。その様子を見たお父さんが「普段から、サッカーノートを使ってみてはどうだろう?」と虎鉄くんに提案し、キャンプをきっかけにノートを書くようになったそうです。

「虎鉄はスクールの他にクラブチームにも通っているのですが、クラブのサッカーで気がついたこともノートに書くようになりました。

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