子育て情報『成長を実感することで自己肯定感UP! 子どもたちが自分で考えてプレーしだすサッカーキャンプの指導内容とは』

2021年7月5日 21:28

成長を実感することで自己肯定感UP! 子どもたちが自分で考えてプレーしだすサッカーキャンプの指導内容とは

本当は学年ごとに分けて試合をする予定でしたが、子どもたちの様子を見て、できそうだったので全学年をミックスしてやりました。非常に良かったと思います」

小学5年生の子に感想を聞くと、「3年生の子がうまくプレーするためにはどうすればいいかを考えてプレーした。普段はあまりそういうことを考えないので、できてよかった」としっかりと話してくれました。

■子どもたちにチャレンジさせるための工夫、その狙いとは

子どもたちにチャレンジさせるために、コーチ陣も工夫をこらしています。この日のトレーニング中、あえて難しい「4人1組でのヘディングゲーム」に挑戦しました。4人連続でバックへッドを成功させるというもので、難易度が高いのでなかなかクリアできません。

成長を実感することで自己肯定感UP! 子どもたちが自分で考えてプレーしだすサッカーキャンプの指導内容とは

みんなで失敗を体験することで、「もう一回、もう一回」「順番変えようか」など協力し合っていい雰囲気になっていました

菊池コーチは、その狙いを次のように明かします。

「わざと失敗するゲームを入れました。
失敗するんですけど、みんなが笑顔で練習に入れる雰囲気を作ると、失敗に対して文句を言わなくなります。導入の部分はいつも気を使っています。口で『失敗してもいいよ』と言うのもいいですが、みんなで同じ体験をすることで生まれる雰囲気や関係性も大切にしています」

自分で考えて行動する力がつくサカイクサッカーキャンプとは>>

■成長を実感することで自己肯定感が高まる

サッカー面では「考えて動く」ことをベースに、周囲の状況を観て、どのプレーが良いかを選択することや判断スピードを速くすること。そのために味方の選手が助ける(サポートをする)ことなどを学んでいました。

90分のトレーニング終了後、子どもたちはサカイクサッカーノートを書きながら、トレーニングの振り返りをします。菊池コーチは言います。

「これは、サカイクキャンプでで大切にしている『ライフスキル』の中の『自分を知る』作業です。練習を振り返ることで、練習前の自分と比べて、成長した部分がわかります。
それをチャートにすることで視覚的にも成長が実感できるので、自己肯定感も高まります」

FCリアルの委文佑樹コーチは「トレーニングでは、子どもたちが率先して考えて、味方に声をかける姿を見ることができました。目標があって練習して、それに対してフィードバックをするという流れは大切ですよね」と感想を話してくれました。

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