子育て情報『浮き球が苦手で、ルーズボールもバウンドが収まるまで奪いに行かない。浮き球への対応を身につけさせる練習メニューはある?』

2021年10月29日 18:40

浮き球が苦手で、ルーズボールもバウンドが収まるまで奪いに行かない。浮き球への対応を身につけさせる練習メニューはある?

それをどう使うかだ」でした。

そのメニューを、目の前にいる子どもに合うように変えられる力。そこを養わなくてはなりません。本に書いてある通りにやってうまくいくなら、全員すぐに名コーチになれますね。ところが、実際はやってみてもしっくりいかない。なんとなくうまくなっている気がしない。ではどうするか。そこは失敗しないとわかりません。


したがって、さまざまな練習をどんどんやってみて、工夫していくことが重要です。

人数を変えてみる。
広さを変えてみる。
「ダイレクト」と書いているけど、2タッチに変えてみる。

そうやって、目の前の子どもたちに難し過ぎるものは簡単に。逆に簡単すぎるものは、難しくしてみる。基本的な考え方はシンプルなのです。

■「こうしたら楽しくなるだろうな」という視点で練習メニューをアレンジしてみる

「難しくてできな~い!」という子どもたちはどうすればいいですか?と、コーチの方に質問されます。


「ニコニコしながら見ていればいいんですよ」と話しますが、今度は「どうすればできるようになりますか?」と聞いてきます。その答えは指導者自身が見つけることです。

ひとつのアイデアとして、冒頭で伝えたように「足でやる前に手でやってみる」というやり方です。あとは、コントロールの回数。2タッチ、ワンタッチ、ダイレクト。もしくはルールを決めずにフリーで。やる人数。広さ。
ゴールを置くか置かないか。ゴールをいくつ置くか。

そこをコントロールしながら「こうしたら楽しくなるだろうな」というアイデアを考えていく。エンジョイを必ず前提にしてください。さらにいえば、「こうしたら1点ね」「ワンタッチで2回続けたら2点ね」などと、勝ち負けが楽しめるものにしてください。

池上正さんの指導を動画で見る>>

■10歳ぐらいの子どもたちにとって練習メニューより大事なこと

浮き球が苦手で、ルーズボールもバウンドが収まるまで奪いに行かない。浮き球への対応を身につけさせる練習メニューはある?

(写真は少年サッカーのイメージです。ご相談者様、ご相談内容とは関係ありません)
先日は、高校生の練習をみてきました。コロナ明けで練習が再開。
しばらく公式戦もありません。そういう状態だと「基礎練習から」「体力トレーニングから」みたいなことになりがちですが、こういうときこそ「サッカーが楽しい!」という思いをさせたいと思いました。そこで、ミニゲーム大会をしました。

上記のように、タッチ数を制限したり、さまざま変化を設けます。選手たちは「難しい!」

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