子育て情報『「育児は仕事の役に立つ」そんな研究があるのを知っていますか?【ママが働くを考える】前編』

「育児は仕事の役に立つ」そんな研究があるのを知っていますか?【ママが働くを考える】前編

2018年2月21日 21:00
 

すくコムが実施した「ママの就労」に関するアンケートでは、未就学児をもつ専業主婦のうち90%が、これから先「働くこと」を希望しているとわかりました。

アンケート結果をまとめた記事はこちら。 

目次

・育児は仕事の役に立つ!ママ人材に企業は期待しています
・– アンケートでは、不安なことの第一位が「収入、時間が自分の都合に合う職場が見つけられるかどうか」でした。短時間でも働けるか、子どもの発熱時に休めるか…など、育児中ならではの不安が強い印象だったのですが、実際に雇用の現場は難しいものですか?
・– 先ほど中原さんの話にあったように、仕事から離れたブランクを気にして不安に思うママも多くいらっしゃいました。やはりブランクがあると不利でしょうか?
・― 仕事と育児を両立することは、よくないイメージだったのですね。
・母親が働いているかいないかで、子どもの発達に差はない
・― アンケートでは、子どもへの影響を不安視する声も多かったです。ママと一緒にいないと子どもの心が健やかに育たないんじゃないか…と。
・― 中原さんが本で書かれていた「うちはチルドレンファーストではなくファミリーファーストで」という考えが、すごく印象深かったです。
・― 夫が育児や家事に協力的でないので自分が働くのはムリ。あるいは、子どもを預けて働くことを夫がよく思わないという回答も多く寄せられました。
「育児は仕事の役に立つ」そんな研究があるのを知っていますか?【ママが働くを考える】前編

専業主婦ママの90%が将来的に働きたい・・・だけど自信がない〜「ママの就労」に関するアンケート結果より〜

一見、前向きな結果に感じられるこの数字。しかし、働きたいと答える一方で、ほとんどのママたちが不安を抱え、「働けるのかな…ムリかな…」と揺らいでいることも自由記述(FA)の回答から見えてきました。

ママが働くことを、どうしたら前向きな選択にできるだろう?

今回のアンケート結果とともに、専門家にそんな思いをぶつけてみました。

【お話を伺った専門家】 中原 淳(なかはら・じゅん)さん
中原 淳(なかはら・じゅん)さんプロフィール写真

東京大学 大学総合教育研究センター准教授。1975年北海道生まれ。会社勤めの妻とともに2人の男の子(小学生・保育園児)を育てる研究者パパ。「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材育成について研究している。大学院での指導学生の浜屋祐子さんとの共著『育児は仕事の役に立つ』では、育児経験が仕事に与える影響について、浜屋さんが行った研究データに基づいて解説している。

育児は仕事の役に立つ!ママ人材に企業は期待しています

– アンケートでは、不安なことの第一位が「収入、時間が自分の都合に合う職場が見つけられるかどうか」でした。短時間でも働けるか、子どもの発熱時に休めるか…など、育児中ならではの不安が強い印象だったのですが、実際に雇用の現場は難しいものですか?

みなさんの回答を拝見しました。「見つけられるかどうか」の不安はもしかすると、「なんか自信がもてないな」とか「ずいぶん仕事から離れていたから気後れするな」といった心境が影響しているのかなと感じたのですが、求人があるかという点で考えれば「大丈夫、見つかります」とはっきり言えます。 日本は今、世界で最も仕事を探しやすい国です。理由は有効求人倍率(求職者数に対する求人数の割合)の高さ。背景には、労働人口不足と長期の景気回復があります。【2018年1月15日取材時点】 今後も労働人口は不足し続け、7年後の2025年には583万人足りなくなると予測されています。(※1)企業は人が足りなくて本当に困っていて、1日2〜3時間という隙間時間でも働ける人を求めるところも増えてきています。

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