子育て情報『専門家の素顔に迫る(2)汐見稔幸さん(東京大学名誉教授 教育学)』

2018年9月18日 20:00

専門家の素顔に迫る(2)汐見稔幸さん(東京大学名誉教授 教育学)

「すくすく子育て」で悩めるパパ・ママにアドバイスをしてくれる専門家の先生たちは、どんな子育てをしていたのでしょうか。専門家の素顔に迫ります。

専門家の素顔に迫る(2)汐見稔幸さん(東京大学名誉教授 教育学)


教育学・育児学が専門で、育児に関わる著書を40冊以上執筆している汐見稔幸さん。子どものやることに、どこまで口を出していいのか悩むパパとママに対して、信頼することの大切さを教えてくれました。

ケガをさせたくないと先回りして危険を回避してしまうのは手を出しすぎ?そんな汐見さんはどんな子ども時代を過ごしてきたのか、お話を伺いました。

―いつも穏やかな語り口ですが、子どものころからそうだったのですか?信じ難いかもしれませんが、何かあると激しくキレてしまって、とても手のかかる子どもだったと思います。自分が思うことと違うことを要求されるとイライラして、それができないと爆発してしまうんです。そんな私に、母はうまく対応してくれました。キレたときは、何も言わずに私が落ち着くのを見守ってくれて。私自身が興奮して困っていることをわかってくれていたんです。高校のときは、進学校に入ったのですが不登校になってしまいました。2年生のときは一度も笑わなかったそうです。母は心配でしかたがなかったと思いますが、余計なことは一切言わずにいてくれました。とても感謝しています。
専門家の素顔に迫る(2)汐見稔幸さん(東京大学名誉教授 教育学)

―手のかかるお子さんで悩んでいるパパ・ママに何かアドバイスはありますか?子どもが大人になるにつれて、いずれ落ち着くだろうと信頼して見守りましょう。無理に“いい子”にしようとしてもうまくいかないと思います。ゆっくり見守りながら、自分をコントロールできるようになるのを応援する。それぐらいの長い目で育てることが大切だと思います。

同じ週に放送された番組記事

(月)井桁容子さん(保育士歴42年)(火)汐見稔幸さん(東京大学名誉教授 教育学)(水)大豆生田啓友さん(玉川大学教授 教育学)(木)大日向雅美さん(恵泉女学園大学 学長 発達心理学)
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