子育て情報『親子で防犯対策(3)危機から逃げる』

2018年5月30日 20:00

親子で防犯対策(3)危機から逃げる

子どもを狙った犯罪や事件、心配ですよね。そこで、子どもが自分の身を守るために今からできることを、安全教育のエキスパートの清永奈穂さんに教えていただきます。今回は「危機にあったとき回避する方法」です。

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


清永奈穂

講師:清永奈穂(NPO法人 体験型安全教育支援機構 代表理事)小さいころから、危ないことに気がつく力、乗り越える力をつけましょう!

危ないめにあいそうになったらどうする?

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


あやしい人につかまりそうになったら、いろいろなことをして逃げなくてはいけません。その対処法を「ハサミとカミはお友だち」ということばで覚えます。お子さんと一緒に覚えてください。

今回は、「ハサミと」の部分をみていきます。

【ハ】走って逃げる【サ】叫ぶ【ミ】しっかり見る【と】とびこむ

【ミ】しっかり見る

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


子どもたちを狙ってくる人は、20mぐらい離れたところから、周りに人はいないか、逃げ道はないか、声をかけたらついてきそうな子がいないかと見ています。なので、20m先をしっかり見て歩けるようになりましょう。

【ハ】走って逃げる

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


犯罪者は子どもに狙いを定めたら、6mくらい離れたところから襲いかかってきます。そこからつかまってしまうまでの時間は約3秒です。ですので、早く気づいて走って逃げることが大切です。

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


20m逃げると、犯罪者は人目が気になり、追いかけることをあきらめるという調査結果が出ています。20m走り切りましょう。でも、いざ怖いことが起こると、足がすくんで動けなくなることが多いものです。あきらめずに逃げることができるように、大人が犯罪者の役になって疑似体験で練習しておきましょう。また、いざというときは、ランドセルなどの荷物を置いて逃げることも教えておきましょう。荷物がなければ、より速く走れます。

【と】とびこむ

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


逃げる途中に家やお店があれば、迷わず飛び込み助けを求めましょう。このとき、顔見知りの家やお店があると心強いですね。

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


「こども110番の家」も、チェックしておきましょう。

【サ】叫ぶ

親子で防犯対策(3)危機から逃げる


ふざけた声ではなく、危機感が伝わるような大きな声で叫ぶことが大切です。身ぶり手ぶりをつけると、より危機感が伝わります。大きな声を出してもいい場所で、小さいうちから叫ぶ経験をして、大人は離れた場所でも伝わるかどうかをみてあげてください。

0~2歳のころからできることは?

この段階では、危機から逃げることについて、できることはあまりありませんが、ひとりで登校するようになるまでに、体の力をたっぷりつけてあげることを心がけましょう。

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