子育て情報『【専門家に聞いてみよう】デジタル時代 親子で何をする?』

2019年7月15日 21:00

【専門家に聞いてみよう】デジタル時代 親子で何をする?

って言ってくるので、そういうときに、「NHK キッズ」なんかをいっしょに見ようかなあ、と考えています。

日本の子育ての分野では、新しく便利なものが出てくると、反発を受けることが多いのですが、その背景には“子育ては親、特に母親が、子どもから目を離さずに手をかけて育てる”という“文化”というか“風土”みたいなものが感じられます。例えば、“おむつは布おむつで”なんて、紙おむつが出始めのころは盛んに言われました。“おむつを洗うときに、赤ちゃんのうんちの状態を見てあげるべきだ、それを紙おむつにしてポイ捨てするなんて”という風当たりが強かったです。“離乳食は全部手作りして”という声もありました。“レトルトなどではなく、手作りの母親の愛情がこもった離乳食でないとよくない”というんですが、だんだん紙おむつや市販のベビーフードも広がっていきました。おそらく、いまはデジタル機器についても似たような警戒感があるのだろうと思います。

ただ、現代の子育ては核家族で行われていて、それは物理的・精神的にもとても大変なことです。ですから、便利なものがあれば導入して、それぞれのご家庭が楽しく子育てできるような工夫をどんどんしたらいいのではないでしょうか。

参考)ベネッセ「幼児期の家庭教育国際調査」2018年

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榊原洋一(さかきはら・よういち)お茶の水女子大学 名誉教授/小児科医専門は、小児科学、小児神経学、発達神経学など。子どもの発達や成育環境に詳しく、書籍、「すくすく子育て」他メディアへの出演多数。

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