子育て情報『いたずらに見える困った遊び、どんな意味があるの?』

2019年8月4日 06:28

いたずらに見える困った遊び、どんな意味があるの?

おもちゃでも遊ぶのですが、実際の調理器具などで遊ぶほうが楽しそうに見えます。ティッシュペーパーなどを出して遊ぶときも、目をキラキラさせて楽しそうです。危なくない限りはやらせてあげたいとは思うのですが、ティッシュを大量に出されるとちょっともったいないなとも思います。いたずらに見える困った遊びにはどんな意味があるのですか?(11か月 女の子のママ)

繰り返し取り組むことで、緩やかな階段を登るように発達していきます。

いたずらに見える困った遊び、どんな意味があるの?

回答:汐見稔幸さんいたずらに見えるような遊びにも、いろいろな意味があるんですよ。ティッシュペーパーを一生懸命引き出しているとき、子どもは、「引っ張って、こうやって抜くことができるんだ」ということがうれしくて、ずっと繰り返します。このように興味関心を持って十分に遊ぶことでさらに好奇心が刺激され、自分でいろんなことにチャレンジしていく主体性のある子に育つと言われています。あることができるようになると、うれしくなって、そのことを何回も何回もやりたくなる。そのとき、脳の中では、「そのことができる」ということを支える回路が、まず少しできたわけです。そしてそれを繰り返しやることで、その回路がどんどん安定していきます。子どもの発達には「縦の発達」と「横の発達」の2種類があります。・「横の発達」:少しできるようになったことを、もっとうまくできるようになるまで試行錯誤を重ねること。・「縦の発達」:できるようになったことを土台に、もう一段上のスキルを身につけること。新たなことへチャレンジ。
いたずらに見える困った遊び、どんな意味があるの?

青が横の発達、赤が縦の発達です。横の発達が十分だと縦の発達はスムーズになります。「もうこれはできるから、次にもっと難しいことに挑みたい!」という気持ちが生まれ、また新しいチャレンジ、「縦の発達」に向かいます。こうして、緩やかな階段をのぼるように発達していくんですね。

飽きずにやり続けているのは、不思議なことへの探究心が働いているから。

いたずらに見える困った遊び、どんな意味があるの?

回答:井桁容子さんティッシュペーパーを何枚も引き出すのは、「おや、引っ張って取り出したのに、もう一回出てくるな」と、気づいているということです。「取ったはずなのにまだ出てくるぞ。どうしてかな?」と思っているのかもしれませんね。子どもは、仕組みがわかったことはすぐに飽きてしまいます。飽きずにやり続けているのは、不思議なことへの探究心が働いているということなのです。

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