子育て情報『知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢』

2018年10月17日 20:00

知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢

おう吐・下痢

子どもは、元気に遊んでいたと思ったら、突然吐いたり、トイレが間に合わないほどの下痢になったりすることがあります。また、嘔吐が続いていたと思ったら、今度は下痢も始まったということもよくあります。これらのおう吐や下痢の多くは、体の中の病原体を体の外に追い出そうとする体の防御反応です。

目次

・おう吐・下痢
・おう吐・下痢の基本的な対応
・<おう吐・下痢の処理>
・水分補給や食事のポイント
・<水分補給>
・<食事>
・緊急を要する場合
・<もしものときの電話番号>
・同じ週に放送された番組記事
知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢


講師: 林 幸子(国立成育医療研究センター 救急センター副看護師長)子どもの突然の発熱、セキ、おう吐、ケガなど、子育てにはハプニングがつきものです。そのようなときにあわてないため、まずは普段から子どもの様子を観察しておくことが大切です。病気やケガのときでも、子どもが安心して過ごせるよう、ホームケアを知っておきましょう。

おう吐・下痢の基本的な対応

おう吐の際は、吐いた物の色に注意しましょう。血が混ざっている、もしくは、緑色のときは、すぐに病院へ行きましょう。

<おう吐・下痢の処理>

おう吐や下痢の場合は、家族にうつらないよう、吐いたものや排せつ物を処理することがとても大事です。

▼処理をする際に用意するもの以下の(1)~(6)を使用し、吐いたものや排せつ物に絶対に触れないよう注意してください。(1)エプロン(2)使い捨てのマスク(3)使い捨ての手袋(4)キッチンペーパーなどの捨ててもよいもの(5)塩素系漂白剤を薄めたもの(注意)おう吐・下痢の病原菌はアルコールでは除菌できません(6)ビニール袋

知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢


▼処理の手順(1)キッチンペーパーなどの捨ててもよいもので、吐いたものや排せつ物を覆います。
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(2)覆った上から、塩素系漂白剤を薄めたものをスプレーし、包み込むように拭き取ります。
知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢


(3)床にもう一度、塩素系漂白剤を薄めたものをスプレーし、しっかり除菌を行います。
知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢


(4)使った手袋、マスクを外し、ビニール袋にいれて密封しましょう。そして、そのまま捨ててください。
知っておきたいホームケア(3)おう吐・下痢
(5)処理後は、よく手を洗い、エプロンは塩素系漂白剤で洗いましょう。

水分補給や食事のポイント

<水分補給>

おう吐や下痢は、水分だけでなく体に必要なものも外に出てしまいます。そのため、子どもにあたえる水分は、塩分や糖分を補充できる経口補水液や子ども用イオン飲料がおすすめです。

▼経口補水液の作り方経口補水液は家にあるもので簡単に作ることができます。以下の材料を混ぜるだけです。・水1L・塩3g・砂糖40g・レモンやグレープフルーツなどの果汁少々

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▼水分補給のタイミング・量繰り返し吐くのがおさまって、30分以上経ってから、徐々に水分補給を始めます。

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