子育て情報『親子で楽しむ絵本(1)0~1歳ころの絵本とのつきあいかた』

親子で楽しむ絵本(1)0~1歳ころの絵本とのつきあいかた

2018年4月2日 20:00
 

0~1歳ころの絵本とのつきあいかた

子どもはこの年齢では、「物と絵本」の区別はついていないと考えられます。絵本の「ページのつながり」を理解できるようになるのは、個人差はありますが2~3歳以降です。そのため、子どもが「ページのつながり」が理解できるようになるまでは、絵本を最後まで読むことにこだわらず、親子でコミュニケーションを楽しむというところから始めてみてください。

0~1歳ころの子どもにとって、絵本は物と同じです。そのため、子どもが絵本をなめたり、かじったりしても、それで良いのです。

絵本の読み聞かせで大切なことは、「親子のやりとり」です。絵本をあいだに挟んで、親子のコミュニケーションを楽しみましょう。

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講師:秋田 喜代美(東京大学 大学院教授[教育心理学])子どもに絵本を読んであげたいけれど、「読み方はこれで大丈夫?」と疑問に思うことはありませんか?そこで今回は、子どもの年齢に応じた親子での絵本の楽しみ方を紹介します。

0~1歳ころの「絵本選び」のポイント

0~1歳ころに選ぶ絵本のポイントは「安全性」「親子のやりとり」「音の響き」の3つです。



(1)安全性0~1歳ころは、「安全性」を考慮したものがオススメです。

▼参考絵本:「じゃあじゃあ びりびり」まつい のりこ作この絵本は、ページの角が丸く、破れにくい厚紙製になっています。また、「安全性」とは別のポイントですが、この絵本のように車などの身近な物が出てくる内容は、はじめての絵本にピッタリです。


(2)親子のやりとり0~1歳ころは、「親子のやりとり」ができるような内容の絵本を選びましょう。

▼参考絵本:「くだもの」平山 和子 作この絵本の内容は、くだものを切り分けて差し出すという単純な繰り返しです。「さあどうぞ」という言葉をきっかけに、自然と「親子のやりとり」をすることができます。


(3)音の響き0~1歳ころは、パパやママの声が大好きな時期です。「音の響き」の面白さに、子どもは聞き入ります。▼参考絵本:「もこ もこもこ」谷川 俊太郎 作元永 定正 絵この絵本に出てくる「もこもこ」「にょき」などの言葉は、子どもが親しみやすい言葉です。音の響きを楽しみながら読んでみてください。


読み聞かせるときの「姿勢や座り方」のポイント

読み聞かせるときは、ママのお膝にだっこというスタイルが多いですよね。読み聞かせるときの姿勢については、以下の点に注意しましょう。

(1)子どもと目線を合わせやすいか絵本を見ている子どもの目線に合わせてあげましょう。

(2)子どもの反応がわかるか子どもが絵本のどこに興味を示しているのか、体を動かしているのか、そういったことを肌で感じるスキンシップも大切です。また、読み聞かせのときの姿勢はそれぞれが心地よい姿勢で大丈夫です。まだお座りができない子どもの場合、クッションを使って落ち着く工夫をしてもいいですね。それぞれのご家庭で、心地よい姿勢の読み聞かせスタイルを作ってみてください。




読み聞かせるときの「読み方」のポイント

親は自分の読んでいる声が聞こえているか、意識してみてください。早く読むと、自分の読んでいる声はあまり意識しません。子どもに語りかけながら、余韻を楽しんで読めるといいですね。  お話を全部読むことよりも「親子のやりとり」が大切です。絵本を話題に、子どもに語りかけてみてください。

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