学習机を買うなら「小学3年生」のとき。子どもも大人も満足できる理由があった
今年の春に入学というご家庭では、ランドセルも届き、そろそろ学習机のことも考えている方もいるでしょう。しかし学習机を入学の時期に合わせて買うのは考えたほうがいいケースもあります。
子どもが大きくなっても使えるように…と考えて、親の意見だけで机を購入すると、子どもに不満が残ります。逆に、小さな子どもの意見だけを尊重すると、成長したときに本人までもが後悔することもよくあることだからです。
ライフーオーガナイザーの森麻紀さんが長女に学習机を購入したのは小学3年生のとき。なぜ、その時期に購入したのか?そして、小3以降がおすすめの時期だと言うその理由を聞きました。
■ 学習机は「好みは変わるもの」「買い替えは不可」と理解できる年頃で!
筆者の娘が、幼稚園の年少から年中の好きだった色は黄色。ところが年長になると、ピンクを好きになりました。そのため、小学校入学のときの学用品はピンク多め(ランドセルは違います)。でも、間もなく水色が好きになりました。そしてピンク色は嫌いに…。子どもって極端なところがありますよね(笑)。
でも買ってしまったモノはもったいないので、最低でも2年は使ってもらいます。好みが変わるごとに買ってあげるわけではないこと、2年間は使うことを購入時に約束しています。
そんなこれまでの経験から、「好みは変わるもの」「一度買ったら(机は)買い替え不可」ということを理解して、学習できるようになったと感じたのが、わが家の場合は小学3年生の頃。もちろん小さいモノに関しては今でもすぐ飽きるなどの失敗はしますが、そこに関しては大人も同じではないでしょうか?
■ 3年生は小学生としての余裕が出てくる時期。幼いモノから卒業の感覚も加速
お子さんが幼稚園くらいの頃、「赤ちゃんみたいでイヤだ」と言って、持っているものを手放したり、買うのを嫌がったりということはありませんでしたか?
それと同じように、「子どもっぽいからイヤ」と言い始める時期があります。まだ子どもですが(笑)。
小学1年生は、まだまだ幼稚園児の名残があり、夏休みが終わって2学期が始まると小学生らしくなるなと周りの子を見ても思います。2年生は、一番下の学年ではなくなるので「上級生」としての意識が芽生える。そして3年生は小学生としての余裕が出てくる学年。そして、幼いモノからの卒業という感覚が少しずつ加速するのを、私の娘に関しては感じました。