キッズ用包丁とストウブの鍋で「子どもと料理」のハードルがグッと下がった
何歳ぐらいから子どもに料理のお手伝いをさせるか、どのタイミングで包丁を使わせるか、迷っている人も多いかもしれません。
おうち時間が増えたこともあり、食育につながれば、という期待も込めて子ども用包丁を購入した、という日刊住まいライター。実際に使ってみての感想や、3歳の長男にどんな変化があったのか、詳しく語ります。
■ 「一緒に料理」はハードルが高い!?
筆者の長男は日頃から洗濯物を一緒に干したいと申し出てくれるなど家事に積極的で、本人が「自分でしたい」と言い出したことはできるだけ自分でさせてきました。
しかし一緒に料理をするとなると、刃物や火を使ったり、重いものを持ったりする場面も多くちょっと心配。筆者も日によっては余裕がないし、「一緒に料理」はハードルが一気に高くなる気がしていました。
あれこれ迷っているうちにコロナの影響でおうち時間が増え、少し時間の余裕ができました。
そこで、キッズ用の包丁を購入してみることに。しっかりとグリップできるもの、という条件で探し、富士カトラリー「グーテ 子供用包丁」を購入。価格は1000円程度でした。
■ 一緒に料理することで、長男の成長に気付くことができた
まずは手洗いをしっかりとさせて、踏み台を置いてキッチンに立たせると大喜び。初めてのキッチンからの眺めは、長男の目には新鮮に映ったようです。
さっそくキッズ用包丁を使って一緒に野菜を切ってみました。
キッズ用包丁とはいえ、切れ味が良いのでケガをしないかハラハラします。左手をグーに握って、「こう切るんだよ」と教えながらニンジンを切りました。まあまあ時間がかかりましたが、切り終えた瞬間「やったー!」の声。
ようやく下準備を終えて、フライパンで炒めることにも挑戦。その後「ママ、ぼくがお皿を洗ってあげるよー」と、シンクに置いていた食器を長男が洗ってくれることに。
ひと通りやり方を教えて様子を見ていると、予想以上に丁寧に食器を洗ってくれました。3歳だから、まだ子どもだから、とさせていないことが多かったのですが、一緒に料理することで、今まで気付かなかった長男の成長に気付くことができたのは、大きな収穫でした。
■ ストウブの鍋のおかげで煮込み料理への苦手意識がなくなった
もうひとつ、子どもとの料理に役立ったのが、ストウブの鍋。材料を入れて火にかけておくだけでスープや煮込み料理などが簡単においしくできます。