子育て情報『小一の100人に2人も 親も気づきにくい文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」』

2020年7月31日 14:00

小一の100人に2人も 親も気づきにくい文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」

小一の100人に2人も 親も気づきにくい文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」


文字の読み書きができないと言われる障害「ディスレクシア」。その詳細はいったいどういったものなのでしょうか。鳥取大学名誉教授の小枝達也先生に聞いてみました。

文字を文字として認識できない「ディスレクシア」

画像: Featureflash Photo Agency / Shutterstock.com
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「文字が読めない障害がある」ということを、有名なハリウッドスターであるトム・クルーズさんなどが、「ディスレクシア」とカミングアウトしていたりするので、耳にしたことがある人も少なくないと思います。

「文字が読めない」と言っても、事情や背景はさまざまです。たとえば、江戸時代以前の日本人の多くは、文字の読み書きを習っていなかったので、文字が読めませんでした。

しかし、ディスレクシアと呼ばれる障害は、それとは少し事情が異なります。最前線でディスレクシアの治療に取り組む、国立研究開発法人国立成育医療研究センター副院長・こころの診療部統括部長・鳥取大学名誉教授の小枝先生に、リモート取材でお話をうかがいました。

小枝達也先生プロフィール

1984年鳥取大学医学部医学科卒業。1993年オランダ政府奨学生としてフライ大学小児科へ留学。1996年鳥取大学医学部脳神経小児科助教授。1998年鳥取大学教育学部教授。2004年鳥取大学地域学部教授(改組に伴う名称変更)。2009年鳥取大学附属小学校校長併任(2012年度まで)。2014年鳥取大学地域学部附属子どもの発達・学習研究センター長併任。2015年国立研究開発法人国立成育医療研究センターこころの診療部長、鳥取大学名誉教授。2017年国立研究開発法人国立成育医療研究センター副院長(併任)。2018年国立成育医療研究センターこころの診療部統括部長(名称変更)。専門は小児神経学発達障害医学。

資格:医学博士、小児科専門医、小児科指導医、小児神経専門医、子どもの心専門医など。

画像: 小一の100人に2人も親も気づきにくい文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」


小枝先生に聞く「ディスレクシア」とはなにか

画像1: 小枝先生に聞く「ディスレクシア」とはなにか


ーーディスレクシアというのは、どういった症状か教えてください。

ディスレクシアの方は、知的発達に遅れがなくても「あ」という文字を「あ」という音に変えることに時間を必要としたり「ねこ」という文字の固まりを「猫」という意味の固まりとして認識しづらい、また「いぬ」という「音」を「い」と「ぬ」という字に変換しづらいといった症状などがあります。

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