子育て情報『技術者だけで世界はよくならない!普通の大人がプログラミングを学ぶ必要性【やらずに死ねないプログラミング】』

2019年12月12日 20:00

技術者だけで世界はよくならない!普通の大人がプログラミングを学ぶ必要性【やらずに死ねないプログラミング】

技術者だけで世界はよくならない!普通の大人がプログラミングを学ぶ必要性【やらずに死ねないプログラミング】


「やらずに死ねないプログラミング」というやや煽り気味のタイトルですが、この連載では、子どもたちがこれからの社会を生き抜くための「プログラミング」や「プログラミグ的思考」の話題ではなく、大人がプログラミングを学ぶことをテーマに据えてお話しします。

美術系大学でプログラミングを教える

画像: 絵画、彫刻、グラフィックやプロダクトデザイン、幼児教育といったさまざまな分野で活動した表現者であるブルーノ・ムナーリが著した、子供向けの造形教育絵本「木をかこう」の書き方をプログラミングに置き換えて制作したグラフィック。多摩美術大学情報デザイン学科「プログラミング演習」や、慶應義塾大学環境情報学部「デザインとプログラミング」の授業で「再帰関数」を学ぶ際の例として筆者が制作した教材を、今回アレンジして作成した。どの木も「枝が二つに分岐する」という単純なルールを11回繰り返して描かれているが、角度や枝の長さのランダム性によって個性も表れている。ソースコードはopenprocessing.orgで公開。ブラウザで変化を体験することも可能。 www.openprocessing.org

絵画、彫刻、グラフィックやプロダクトデザイン、幼児教育といったさまざまな分野で活動した表現者であるブルーノ・ムナーリが著した、子供向けの造形教育絵本「木をかこう」の書き方をプログラミングに置き換えて制作したグラフィック。多摩美術大学情報デザイン学科「プログラミング演習」や、慶應義塾大学環境情報学部「デザインとプログラミング」の授業で「再帰関数」を学ぶ際の例として筆者が制作した教材を、今回アレンジして作成した。どの木も「枝が二つに分岐する」という単純なルールを11回繰り返して描かれているが、角度や枝の長さのランダム性によって個性も表れている。ソースコードはopenprocessing.orgで公開。ブラウザで変化を体験することも可能。

画像参照:https://www.openprocessing.org/sketch/801900

さて、少し自己紹介をしながらこの連載の方向性を描いてみたいと思います。私は電子工学系の大学を卒業してから、コンピューターとアートの専修学校(現在は大学院大学に改組)で学び、2003年ごろに東京でグラフィックデザイナーとしてキャリアをスタートしました。

2006年に、UI/UXデザイン、Webサイトやオンラインメディアのデザインやコンサルティングを行う会社を立ち上げ、その後10年ほど経営をした後に再び学びたくなり、現在は社会人博士課程に身を置いて情報可視化を中心としたテーマで研究活動や表現活動を行っています。

デザインの会社経営をはじめたのと時を同じくして、美術大学で学生にプログラミングを教えてほしいという依頼があり、以後13年間、大学生に非常勤でプログラミングを教え続けています。

これまでにいくつかの美術大学や総合大学で講義を担当してきましたが、そこに共通しているのは
1. 理科系ではない
2. 入門レベル(学部1、2年生が中心)
3. 座学ではなく演習形式

という3つの点です。

プログラミングを教える上で、この3つはどれも難しい条件です。

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