子育て情報『「教えるときにマウスをとらない」「わかっても答えを言わない」……プログラミング経験のある子との5つの約束』

2020年9月29日 11:30

「教えるときにマウスをとらない」「わかっても答えを言わない」……プログラミング経験のある子との5つの約束

「教えるときにマウスをとらない」「わかっても答えを言わない」……プログラミング経験のある子との5つの約束


今年から始まった小学校でのプログラミング教育の授業。初めてのことなので、戸惑っている先生方もいるかもしれません。とくに経験者と未経験者では大きく差が開くプログラミングの授業では、どのようにクラスをまとめ、進めていけばいいのでしょうか。子ども向けのプログラミング授業を多く経験している筆者が、その極意をお教えします。

進度がバラバラなクラスでどうやって授業をしていくか

学校の授業では、理解度が違う子どもが同じ授業を受けることが一般的となっています。最近ではこういった一斉授業の形態に異を唱える意見も増え、習熟度別指導や個別最適化などの言葉が流行りのように使われるようになっています。

一見すると、子どもたち1人1人の特性を見極めた上で指導を変えるこれらの施策は、理にかなっているように思えますが、できないという烙印が押されてしまった子のモチベーションの維持、できることこそが正しいといった固定的観念にとらわれるあまり、学びの自由さがなくなってしまうなど、両義性を含んだ議論といえるでしょう。

学校におけるプログラミングの授業を考えてみると、一般的な教科と比べても経験の差が出やすいのではないかと思います。プログラミングをすでに家庭やスクールなどでやったことがある子どもとそうでない子の間に生まれた差は、授業をする先生にとってはかなりやっかいなものになります。

今回は、筆者が実際にプログラミングを教えるときに決めている子どもたちとの約束事を紹介し、教師と子どもの関係性をどうしていくかについて考えます。

プログラミングを経験したことがある子との約束

画像: プログラミングを経験したことがある子との約束


私は年間60-70回ほど、子どもたちにプログラミングを教える活動をかれこれ8年ほどやっているため、つまずきポイントや注意すべきことなどは、ある程度わかっているつもりです。しかし、そうであっても難しい局面は多々あります。

すでにある程度やったことがある子が、私の話を聞かずにどんどん先に進むなどといったことは、まったく問題ではありません。むしろ集中して取り組んでいるので、邪魔をしないようにしているくらいです。大変なのは、やったことがある課題だからと何もせず、他の子に話しかけたりして活動を邪魔してしまうような場面です。

このような子には、その場面で取り組むべきプロジェクトが必要です。自分で設定できるようなら苦労はしませんが、先生に言われないとやろうとしない子も中にはいます。

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