子育て情報『サイエンスクラスでは毎日50分のパソコン授業。一方でほとんどパソコンを触れない子も。フィリピンの公立小学校で見えた“IT格差”』

2019年8月25日 14:00

サイエンスクラスでは毎日50分のパソコン授業。一方でほとんどパソコンを触れない子も。フィリピンの公立小学校で見えた“IT格差”

サイエンスクラスでは毎日50分のパソコン授業。一方でほとんどパソコンを触れない子も。フィリピンの公立小学校で見えた“IT格差”


驚異的なスピードで人口が増え、経済が発展しているフィリピン。「発展途上国」というイメージが強いフィリピンですが、近年では教育環境も少しずつ発展しています。そんなフィリピン・セブ島の公立小学校で「Comuputer Education」の授業を見学しました。

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画像: サイエンスクラスでは毎日50分のパソコン授業。一方でほとんどパソコンを触れない子も。フィリピンの公立小学校で見えた“IT格差”【世界を旅しながらその土地の学校に飛び込んでみた】


フィリピンのパソコンルーム

見学したのは、セブ島のMabolo Elementary school。フィリピンの小学校は、スポーツ大会やさまざまなコンテストなどでいい成績を残した学校に対して、補助金が出る制度があります。Mabolo小学校は、それらの大会やコンテストで優秀な成績を残し、政府から受けとった補助金を使って、数年前にコンピュータールームを充実させたそうです。フィリピンの公立小学校の中でも先進的なMabolo小学校のパソコンルームの様子が下の写真です。

画像: フィリピンのパソコンルーム


30台以上のパソコンがあり、OSはWindows 7 でした。最新のOSではないものの、日本の小学校でも現在もっとも使われているOSはWindows 7なので、決して時代遅れではありません。

高価なものであるパソコンを少しでも守るために、すべてカバーがかけられています。またパソコンの天敵である砂埃対策のため、パソコンルームは土足禁止となっていました。子どもたちは部屋の外で靴を脱いでパソコンルームに入ります。

フィリピンのサイエンスクラス

この日見学したのは、小学5年生の「サイエンスクラス」。フィリピンには、サイエンスクラスと呼ばれる特別なクラスがあります。日本で言うところの「特進コース」に近く、上位の成績の子どもたちで編成されるクラス。入学時の成績をもとに編成され、学年が上がる時期にも、テストの成績次第で編成が変わることがあります。

フィリピンは子どもの数がとても多く、1つの小学校に1000-2000人以上の子どもがいます。この人数に対して、パソコンルームが1部屋では足りません。それに加えて、サイエンスコースでは理数系の授業が重視されています。そのような背景から、Mabolo小学校では通常クラスの生徒がパソコンを使う機会はとても少ないとのこと。「Home Economics」という技術家庭科のような時間の中で、少し扱います。一方でサイエンスクラスの時間割には、なんと毎日50分のComputer Educationの授業がありました。

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