子育て情報『箱根山が噴火した秘密がわかる 「箱根ジオミュージアム」』

2020年12月30日 11:30

箱根山が噴火した秘密がわかる 「箱根ジオミュージアム」

箱根山が噴火した秘密がわかる 「箱根ジオミュージアム」


日本全国にある大人も子どもも楽しめるサイエンスミュージアムを、実際にいろいろな博物館や展示会を巡っている筆者が紹介するこの企画。今回はお正月らしく、箱根のジオミュージアムを訪れました。そこでは箱根山の火山のしくみについての展示などがありました。

地球学的な価値をもつ地域として認定された「箱根ジオパーク」

富士山の東南にあたる、神奈川県西部の箱根周辺は、地球学的な価値をもつ地域として、「箱根ジオパーク」に認定されています。新宿から小田急ロマンスカーに乗ると、1時間半ほどで有名な温泉地でもある箱根湯本に到着します。

画像: 地球学的な価値をもつ地域として認定された「箱根ジオパーク」


箱根湯本からは箱根登山鉄道に乗り換え、最大傾斜80パーミル(1,000メートル進むごとに80m登る=約4.6度)という鉄道にとっては急角度で登っていきます。鉄の車輪とレールの摩擦で走行する一般的な鉄道(粘着式鉄道)では、傾斜が大きすぎると力の分解(分力)によって摩擦力(粘着力)が減ってしまい車輪が空転(空回り、スリップ)してしまいます。

80パーミルは国内最大ですが、それでも強羅まで登るには角度が足りないので、ある程度登っては、逆向きに上るのを繰り返す、スイッチバックと呼ばれる方式で登っていきます。

画像: 箱根登山鉄道車内から見た箱根湯本方面

箱根登山鉄道車内から見た箱根湯本方面

箱根登山ケーブルカーとロープウェイ

箱根登山鉄道終点の強羅(ごうら)からは、さらに箱根登山ケーブルカーに乗り換えて、早雲山を目指します。ケーブルカーの車体には動力(モーターなど)がなく、1編成2両の2編成を長い鋼鉄製ケーブルで結び、早雲山駅にある巻上機でケーブルを巻いて動かしています。

最大傾斜200パーミル(1,000メートル進むごとに200m登る=約11.2度)となりますが、同じ重さの2編成をケーブルの両端につないで交互に上げ下げして、動かすのに必要なエネルギー(電力)を最小化しています。この方式は、昔の井戸で使われた「つるべ」に似ているので、つるべ式とも呼ばれています。ケーブルカーの終点である早雲山からは、さらにロープウェイに乗り換えて、大涌谷を目指します。ロープウェイもゴンドラには動力がなく、1本の長い鋼鉄製ケーブルを輪になるように接合してあり駅にある巻上機でケーブルを巻いて動かしています。ゴンドラの上の握索機という部分でこのケーブルを掴んだり離したりすることで動きを制御できるので、乗り降りが容易になっています。

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