子育て情報『ジェンダー格差を乗り越えて「対話」は可能 タイ・バンコクでOriHimeと過ごして気づいた大切なこと』

2020年5月21日 09:00

ジェンダー格差を乗り越えて「対話」は可能 タイ・バンコクでOriHimeと過ごして気づいた大切なこと

ための公的機関を特別に設けています。障害者カードも数年前から実施して効果を上げ、労働を通じた地域社会への貢献は大きなキーワードです。このOriHimeは、障害者雇用の幅を広げてくれそうで、とても興味深いですね!

と話していました。また、同局の自閉症スペクトラムのある女性職員は、敷地内の障害者が働くベーカリーカフェ営業のことにも触れながら、

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茶運び型のOriHimeはおもしろい。身体障害者がカフェで遠隔で働いているなんて驚きました。まさにエンパワメント。

と話し、タイ政府が経営する「60+ベーカリー&カフェ」に、OriHimeが働く未来を実装しましょうと、話は尽きることがありませんでした。

日本の仕事現場で活躍するOriHimeの紹介

画像: 日本の仕事現場で活躍するOriHimeの紹介


OriHimeを実際に日本の仕事現場で使用しているまろさんからは、

「OriHimeはオンラインでのデスクワークの仕事効率化にとても役立ちます。働く現場は、単に情報の伝達だけではなく、日々働く人が抱く心の機微、チームのメンバーに対する気遣いや結束力の確認などさまざまな要素が有機的につながり合っています。OriHimeがパフォーマンスを向上するのに役立っていることを日々実感しています。まさに私たちをエンパワメントするためのツールです」

と紹介していました。一説によると、人が視角野で処理する情報量は、言語野で処理する情報を凌駕するとも言われています。テレワークが増えてきた中、「Zoom疲れ」などでこのことを実感し、どうしたら解消するのかと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

聴覚や肢体に身体的障害のある車いすユーザーのまろさんは、会社通勤と在宅勤務、そして取材先への訪問など、さまざまな場所で仕事をしています。在宅勤務の際、OriHimeを会社の会議室においてもらい、まろさんの音声やしぐさをロボット型デバイスから出力して、会議をすることもあるそうです。

また、まろさんの在宅勤務先に、今回タイにもってきたデバイスを置いて、同じく身体に障害のある仕事メンバーと情報の共有やミーティングをすることもあるそうです。

OriHimeは「仕事の効率化」と「福祉的な役割」両面をつなぐ、まさにエンパワメントツールです。働くことは生活の糧を得るということのほかに、本人や周りの人の生きる支えとしても大きな意味をもっているということはいうまでもないでしょう。

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