子育て情報『フィンランドで国語・数学の次に大切な「Environmental studies」は人間としてのベースになる学び』

2020年11月17日 11:45

フィンランドで国語・数学の次に大切な「Environmental studies」は人間としてのベースになる学び

フィンランドで国語・数学の次に大切な「Environmental studies」は人間としてのベースになる学び


フィンランドの小学校1、2年生のカリキュラムの中で、国語、数学に続く主要な教科とされる「Environmental studies」(直訳すると環境学)ですが、今回はより具体的に狙いや学ぶ内容について踏み込んでいきます。

6つのカテゴリーに分かれるEnvironmental Studiesの学び

Environmental Studiesの学びは6つのカテゴリーに分かれます。(C=Contents 1-6 )

C1: 発達と成長について(Growth and Development)

人間の身体のさまざまな部分の機能、ライフステージ、そして自分自身の年齢に合った発達について学ぶと同時に、自分の感情を知りコントロールするスキル、心身をよい状態に保つスキル、自分自身と他者を尊重することを身につけます。

C2:自分自身で意識して“やってみる”こと(Acting at home and at school)

まずは身の回りを“安全性”の観点から、考えてみること。どうしたら交通事故に遭わずに移動ができるか、快適に過ごすためにはどんな服装を選べばよいのか。そのための知識を学ぶことも必要になります(自動車の性質<テクノロジー>・交通<社会>・自分の住むエリアの気候<地理>)。

また、一人の人間として“自分の心と身体がつながっている感覚”、自分を大切にしいじめに際した場合などに周囲に助けを求めることのできるスキル”、グループの一員として周囲と協力するスキルを養います。

C3: 自分の身のまわりを意識して観察すること(Observing the surroundings and their changes)

子どもの身の回りには、自然のものや人工のものなど、たくさんのものがあります。季節ごとの周囲の植物や生き物の変化を観察しその特徴をとらえるところから始まります。また、植物や生き物を取り巻く環境として“気候”という概念にも触れます。家や学校の周りを”yard map”として描き、地図という概念を獲得する練習をします。

C4: リサーチの練習をする(Exploring and experimenting)

学びのスケールと深さを増していくために、子どもたちは小さな“リサーチ”課題に取り組みます。テーマは、そのクラスの先生や学校のあるエリアによりますが対象は自然や人工のもの、日々の現象、テクノロジー、人間、そして人間の行動についてなど、幅広い中から選ぶことができます。

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