子育て情報『子どもの脳は12歳までで100%完成する! だからこそ大事な「論理思考」【出口式「論理エンジン」の考え方】』

2019年9月11日 14:00

子どもの脳は12歳までで100%完成する! だからこそ大事な「論理思考」【出口式「論理エンジン」の考え方】

子どもの脳は12歳までで100%完成する! だからこそ大事な「論理思考」【出口式「論理エンジン」の考え方】


長年、現代国語の受験指導をしてきた出口先生が考え出した、論理的に思考する“論理力”を鍛える「論理エンジン」。出口先生は現代の子どもにこそ論理力が必要だと言います。それはなぜなのでしょうか。

「国語」から「論理国語」へ

画像: 「国語」から「論理国語」へ


2022年、高校の学習指導要領が全面的に改定されます。文科省が言う、改革の本丸。そこで、「論理国語」という新科目が、選択科目ではありますが登場します。その内容はともかく、「論理」という文言が「国語」に付けられたことは画期的です。

四十年近く前、私は予備校の教壇で、国語は論理の教科だと断言しました。当時、そのようなばかげたことを言う人間は、高校の教師にも予備校の講師にもまったくといっていいほどいなかったです。そして、案の定、私は至るところでバッシングを受け続けました。国語は文学的なものであって、それと真逆な論理などけしからんというのです。

その後、私の参考書などは発行累計1300万部を超え、最近は国語が論理であるという考えは主流になりつつあります。そして今回、国語が論理の教科であると、国の方針として決められました。ゴールが明確になった今、幼児童期から国語を論理的に教えることが急務ですが、大方の塾、幼児教室は旧態依然の詰め込み教育をしています。しかし、それも当然のこと。今まで国語は読書をして、問題練習を数多くこなせばそれでいいとしてきた指導者が、明日から突然論理的に国語を教えよと言われても、おそらく途方に暮れるばかりではないでしょうか。

今だからこそ大事な幼児期の教育

画像: 今だからこそ大事な幼児期の教育


私は今幼児童教育に力を注いでいます。なぜなら、子どもたちが社会で活躍するころには、今とはまったく異なる社会が実現しているからです。すでに記憶と計算はコンピューターの仕事、漢字はスマホが自動変換、近い将来、英語は自動翻訳機が格段に進歩して、30カ国語がほぼ完璧に翻訳できるようになると言います。AI時代に必要なのは論理的な読解力であり、旧態依然の詰め込み教育では子どもたちの創造的な脳を破壊してしまうだけなのです。脳科学の発達により、子どもの脳は6歳までで大人の脳の機能が80%、12歳までで100%完成することがわかってきました。言わば、中学生以上はすでに完成された脳の教育、小学生までは脳を育てる教育なのです。

小学生までは脳を自在にデザインできます。そのような大切な時期に、ただ答えを疑うことなく記憶させ、言われるがまま機械のように計算させるだけの教育は、新しい時代に適さない脳を作り上げてしまうのです。

新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.