子育て情報『日本人の読解力が15位に再び急落!PISAの「読解力ショック」から日本の教育はどう立ち直るのか』

2019年12月8日 20:00

日本人の読解力が15位に再び急落!PISAの「読解力ショック」から日本の教育はどう立ち直るのか

のポイント」より画像参照:http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html#PISA2018

はたして日本の教育はこのままで大丈夫なのでしょうか。

なぜ読解力だけが急落したのか

画像: なぜ読解力だけが急落したのか


専門家がいろいろな要因分析をしています。たとえば、スマホとSNSで短文ばかりに触れているために長文読解力が落ちたという意見があります。実際、毎日チャットをしている生徒の割合は、OECD諸国の平均が67.3%なのに対して、日本は87.4%と高い水準にあり、日本の子どもたちがスマホ漬けになっている実態が浮かび上がります。

YES International Schoolでは、「夜の11時以降のライン連絡はやめる」と言った方針で保護者と連携し、スマホ漬け防止に取り組んでいます。あるいは、YouTubeも、短文どころか映像漬けになってしまうので、子どもには一日の視聴時間の制限を設ける必要があります。

個人的にはインターネットのリテラシーを身につけた上で、高校生以上は「自由」というのが理想なのですが、今回の読解力急落を見て、少し考えが変わりました。まだ社会で必要となる読解力を身につけている最中の高校でも、完全にSNSなどを自由にすると、国の将来が危うくなるかもしれません。インターネットも、お酒と同じで、二十歳過ぎから自由とすべきなのかもしれません。

専門家の意見としては、2015年度からPISAが紙ではなくパソコンで解答する形式になったため、パソコンに不慣れな日本の生徒が不利になった、というものもあります。実際日本の学校へのデジタル機器の導入は大幅に遅れており、PISA参加国の中で「最低水準」なのです。

画像: 学校でのデジタル機器の利用状況 文部科学省・国立教育政策研究所「OECD生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」より www.nier.go.jp
学校でのデジタル機器の利用状況

文部科学省・国立教育政策研究所「OECD生徒の学習到達度調査2018年調査(PISA2018)のポイント」より画像参照:http://www.nier.go.jp/kokusai/pisa/index.html#PISA2018

ええっ?日本って科学技術立国じゃなかったの?いまどきパソコンが使えないで国際競争で生き残れるの?ちょっと驚きですが、事実です。日本政府の公教育への支出は、OECD諸国で最低レベルであることは、これまで度々指摘されています。多くの公立学校で、複数人で一台のパソコンをシェアしているのが実情です。

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