子育て情報『日本人の読解力が15位に再び急落!PISAの「読解力ショック」から日本の教育はどう立ち直るのか』

2019年12月8日 20:00

日本人の読解力が15位に再び急落!PISAの「読解力ショック」から日本の教育はどう立ち直るのか

パターン化された仕事ばかりしていたり、指示待ち社員になってしまうと、遅かれ早かれ仕事がなくなります。社会環境の激変にしっかりとついてゆき、自分で考え判断するための基礎は、「読解力」の養成にあります。要するに、他人が言っていることを読解できないと、うまく立ち回れないのです。判断を間違ってしまうのです。社会で生き残れないのです。

学校でうまく読解力をつける授業や読書タイムを実践してくれていれば、あまり心配はいらないでしょう。しかし今回のPISAで明らかになったように、いま、日本の多くの学校で、読解力の訓練が機能していないことは事実です。学校にまかせられないとなった場合、では家庭でなにか工夫ができるでしょうか。

すぐに思いつくのは、「読解力がつく」と銘打った参考書を子どもにやらせることです。これは、多少の効果はあると思いますが、子どもの多くが活字を好きにはならないように思います。「読解力」という目標のためにやるのではなく、本や新聞を読むのが好きになった結果として、読解力がついて来るほうがベターなのです。なぜなら義務でやる参考書は、やり終わったらそれっきりでしょうが、好きで本や新聞を読む癖がついたら、それは一生持続するからです。

私がよく使う「遊ぶ」という言葉がありますが、読書で遊ぶことが大切です。やらされるのではなく、楽しいから読む。そういう生活習慣をつけてあげるべきなのです。

そのためには、家に本がたくさんないといけません。 。考えてもみてください。親が本も新聞も読まないのに、子どもに読めと強制して、うまくいくはずがありませんよね。本に囲まれたワクワクする環境を用意してあげることが、子どもの読解力を伸ばすための第一歩です。もし、親御さんがあまり活字に触れない生活をしているのだとしたら、まずは新聞を読むこと、あるいは月に一冊、新書を読む姿を子どもに見せるところからはじめたらいかがでしょう。

AI時代を生き残るための読解力は、一朝一夕で身につくものではありません。(参考書やハウツー本の著者や出版社には申し訳ありませんが)インスタント読解力要請術など存在しないのです。まだ遅くありません。遊び心を忘れずに、親子で活字を読む生活をしてみませんか。

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竹内薫

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