子育て情報『自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う』

2020年10月20日 06:30

自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う

自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う


文字の読み書きに極端に時間がかかるなどの症状をもつ学習障害「ディスレクシア」。そんなディスレクシアを改善するために、スマホやNintendo Switch、書籍を使ってトレーニングする方法を紹介します。

スマホで取り組める「ディスレクシア」対策

国立研究開発法人国立成育医療研究センター副院長の小枝医師が、鳥取大学在籍時に開発したのは、スマホでディスレクシアのトレーニングに取り組めるアプリです。

画面に「れ」といった単文字が出て、2秒後に読み上げる音声が出てくるので、その前に素早く読むという練習をする、というものです。保護者などが、あっていたら○を間違っていたら×を押します。

画像1: 自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う
画像2: 自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う


iOS版(iOS版は2021年3月末で終了予定)

Android版

無料かつスマホがあれば、すぐに取り組めるので、未就学児や「ひょっとしたら文字の読み書きが苦手なのかも?」といったときなどに、診断より前に”試しに練習してみる“ことで現状を把握することにも役立つと言えます。

89.7%の読者が読みの向上があったトレーニングブック「読むトレGO!」

ディスレクシア向けのベストセラー書籍「ディスレクシア発達性読み書き障害トレーニングブック」の著者である医学博士平岩幹男氏が書いた「読むトレGO!」は、実際に本書でトレーニングした読者のアンケートにおいて、89.7%が「読む速度の向上を感じた」とのこと。

画像: Team読むトレGO!プレスリリースより

Team読むトレGO!プレスリリースより

「読むトレGO!」Nintendo Switch版は「音声認識エンジン」搭載

画像3: 自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う


画像: マイクから子どもが喋っている言葉を認識することで、ゲーム画面に表示されている言葉が正しく発音されているかを確認できる

マイクから子どもが喋っている言葉を認識することで、ゲーム画面に表示されている言葉が正しく発音されているかを確認できる
今回、NintendoSwtich版「読むトレGO!」の製作総指揮をとった大場規勝氏を取材しました。

自分の子ども、字が読めていないかも? 文字を認識できない学習障害「ディスレクシア」克服のためにスマホやゲームを使う

大場規勝

ゲームプロデューサー。プロデュース代表作は『プロサッカークラブをつくろう!』『サクラ大戦』など。

教科書を見るだけで泣き出す子どもがいるから、勉強っぽくない雰囲気を出したかった

画像: 教科書を見るだけで泣き出す子どもがいるから、勉強っぽくない雰囲気を出したかった


ディスレクシア向けのトレーニングとして、NIntendoSwitchというプラットフォームを選んだ理由は、「教科書を見るだけで泣き出す子どもさえいる」という話を聞いたからだ、と大場さんは言います。

大場規勝氏(以下、大場)

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