子育て情報『自分の言葉で発表する場の大切さ。Show&Tellによる作品発表のススメ』

2020年2月28日 20:00

自分の言葉で発表する場の大切さ。Show&Tellによる作品発表のススメ

また、プログラミングの作品であれば、どうやってその機能を作ったのか、といった中身の部分まで着目してあげることがポイントです。プログラム上の工夫点をうまく引き出すことは、司会やメンターの腕の見せ所です。

話を聞く側の態度も重要です。すべては伝え方の問題ですが、「もっとこうしたらよくなる」といった決めつけるような発言はあまり歓迎されません。否定ではなく提案になるような質疑応答になると、場が盛り上がります。過去には建設的な提案を受けてその場でライブコーディングして直してしまった子もいました。

Special Presentation Day

私が主宰している CoderDojo Kashiwa では、毎年1回 、Special Presentation Day という作品発表の場を用意しています。



2014年からこれまでに6回開催していますが、毎回とてもユニークな作品が発表されています。1年間の総まとめなので、きっちりと大作をつくってくる子もいれば、1-2週間でサクッとつくったものを発表する子もいます。でもそれでいいと、私は思っています。作品のクオリティに関係なく、自分が好きなものを発表することのほうが大切です。

Special Presentation Day では、メンターも作品を発表することがあります。普段は子どもたちのサポートをしているメンターが、本気を出したらこれくらいのものがつくれるということを見せています。こういった取り組みが、子どもたちの創造性を少しでも刺激することにつながれば最高です。

日々の活動の中でも、ミニ発表会をしています。今日1日で自分がやったことを発表し、仲間たちやメンターからアドバイスをもらったり感想を聞く場面です。このような積み重ねによって、大きな舞台でも堂々と発表できるようになるのだと思います。

最近では日本の学校でも、自分の意見や考えを人前で話す活動は盛んに行われています。ぜひこれをプログラミング教育の場面でも取り入れるべきです。発表は、以前紹介したCreative Learning Spiral(創造的な学びのスパイラル)にある“Share”および”Reflect”につながります。ただプログラミングをやってやりっぱなしにするのではなく、その次の“Imagine”につながるような展開を作りたいものです。

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