子育て情報『学校の特殊なコンピューター環境事情【プログラミング教育のホントのところ】』

2019年8月22日 16:00

学校の特殊なコンピューター環境事情【プログラミング教育のホントのところ】

学校の特殊なコンピューター環境事情【プログラミング教育のホントのところ】


「学校の常識は世間の非常識」という言葉があるように、学校という場所はかなり特殊な世界です。学校特有の文化だけでなく、配備されているコンピューター環境にも同じことが言えます。今回は、学校の環境の特殊性についてご紹介し、プログラミング教育にどのような影響があるかを考えてみたいと思います。

【プログラミング教育のホントのところ】は毎月22日更新!これまでの記事はこちら

ブラウザ問題

2019年8月にもなって、いまだにデフォルトのブラウザがインターネットエクスプローラー(IE)の学校は、かなり多いのが現状です。IEは開発元であるMicrosoftが利用しないことを推奨していますし、本連載でも紹介した Scratch は、2019年1月2日にリリースされた Scratch 3.0 からIEをサポートしていません。

しかし、学校で使われているコンピューターは自治体レベルで管理されていることが多く、なかなか簡単にバージョンを上げることは難しいのが現状です。渋谷区は2017年9月から1人に1台のタブレット端末を導入してICTを活用した授業をしていますが、そのタブレットに導入されているブラウザがIEだったため、Scratchが使えないということがTwitterで話題になりました。

【悲報】渋谷区は公立小中生徒全員にタブレット配布し先進的と思われてるかもだけど、ブラウザはIEのみに限定されてるため、Scratchが3.0になって使えなくなりました。

教育にとても大事なScratchを渋谷区は締め出してる。それが日本の現状。

Scratch得意なウチの中1息子は苦笑いしてます。

茂田カツノリ@秋葉原ラジオデパート3階「Shigezone〜深圳直送便〜」店長&IT/IoTコンサル (@shigezo) January 23, 2019

このような事例は多くの学校で起こっており、文部科学省総務省経済産業省からなる「未来の学びコンソーシアム」では「未来の学びを実現するブラウザ環境について」という案内を出しています。

たとえば、Scratchを例にとれば、オフラインエディターが提供されているため、ブラウザを利用せずに使うことは可能です。しかし、オフラインエディターにはScratchのよさである「コミュニティ機能」はついていません。やはりすべての機能を使うためには、モダンなブラウザ環境の必要があります。

新着子育てまとめ
もっと見る
子どもの教育アンケート
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
instagram
instagram
twitter
twitter
ピックアップ
上へ戻る

Copyright © 1997-2019 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.