子育て情報『子どもに"質問すること”“フィードバックすること”が大切な「フィンランドの先生の習慣」【フィンランド教育はなぜ子どもを幸せにするのか】』

2019年9月19日 18:00

子どもに"質問すること”“フィードバックすること”が大切な「フィンランドの先生の習慣」【フィンランド教育はなぜ子どもを幸せにするのか】

子どもに"質問すること”“フィードバックすること”が大切な「フィンランドの先生の習慣」【フィンランド教育はなぜ子どもを幸せにするのか】


“フィンランドスタイル”のアフタースクール「KIDS PORT Fin」に、インターンとして入ってきたEmma。話は彼女が高校時代に日本で留学したときに遡ります。そこで彼女はある衝撃を受けることに……。

【フィンランド教育はなぜ子どもを幸せにするのか】は毎月18日更新!これまでの記事はこちら

画像: Finで日本の子どもとすぐに打ち解けたEmma

Finで日本の子どもとすぐに打ち解けたEmma

子どもに"質問すること”“フィードバックすること”が大切な「フィンランドの先生の習慣」【フィンランド教育はなぜ子どもを幸せにするのか】
画像2: 子どもに


子どもに質問をする

フィンランドで育ち、高校時代に日本での留学経験があるEmmaにとって、日本の高校の授業で最初に味わった衝撃は「どうして先生が一方的に話すの!?」だったそうです。

前々回の「子ども一人一人を受け入れる」のパートで触れましたが、フィンランドの教育は社会構成主義を基本としており、先生と生徒という立場の違いはあっても、互いに一人の人間。先生にも伝えるべき知識や情報はあるけれど、生徒にもその知識や情報を受け取るための過去の知識や情報があるという考えをもとに、多くの先生たちが教育を実践しています。

私もフィンランド滞在時代に多くの小学校の授業を見学し参加する中で得たことのひとつとして、“子どもは聞かれたら答えるし、聞かれることで大切にされていると感じ、自信をもって学べるんだ!”ということでした。

“●●って知っている?”
“知ってる、△△で見たことがある!”
“●●はどうだった?”
“〜〜だった!”
“なんで●●は〜〜だと思う?”

こういった形で、先生は授業のテーマとなる対象について生徒がどこまでどんな形で知っているのかを探りながら、授業の進め方や知識の伝え方を柔軟にアレンジしていきます。もちろん、質問をすることで授業が想定しない方向に進んでしまい目的が達成できくなるリスクはあります。そこで、Emmaが大学で学んだ質問のバリエーションを、レベル別に紹介します。

* レベル1-記憶を確かめる質問例“太陽は、地球にどんな影響を与えるもの?” →日本の小学校のテストで問われる質問と酷似しています。* レベル2-応用力を問う質問例“どうして北海道より沖縄のほうが、気温が高いの?” →レベル1をクリアした上で、自ら思考して説明をするスキルが問われます。
* レベル3-評価力を問う質問例“地球にとって太陽は、なぜ大切なの?” →レベル2よりさらに、答えのバリエーションが広がります。さまざまな角度からの解答が出てくるので、授業の中では複数の生徒の解答を聞くことで周囲の子どもも学べます。

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