子育て情報『学校と受験が変わらなければ日本の将来はない プログラミングと受験の難しい関係』

2020年8月21日 12:00

学校と受験が変わらなければ日本の将来はない プログラミングと受験の難しい関係

学校と受験が変わらなければ日本の将来はない プログラミングと受験の難しい関係


今年から鳴り物入りで始まる予定だったプログラミング教育ですが、昨今のコロナ禍の影響でどっかに飛んでいってしまったようです。そのような状況で日本の将来は大丈夫なのでしょうか。

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プログラミング教育の遅れは日本が抱える大きな問題

YES International Schoolでは、4年半前の創業時から、プログラミングを「創造的言語」と位置づけて授業をおこなってきました。2016年にプログラミングを義務教育化したイギリスより1年半も遅れているわけですが、創業時の1年生にとっては、小学校入学段階からプログラミングに親しむチャンスがあったわけです。

日本全体を見渡すと、新型コロナによる休校期間中、ほとんどの学校がオンライン授業もできない状況に陥り、国語や算数などの主要科目でさえ、充分に学習時間が確保できておらず、今年から始まる予定だったプログラミング教育など、どこかに吹っ飛んでしまったかのようです。

プログラミング技能を有した先生がいる学校であれば、オンライン授業の導入自体は簡単で、タブレットなどの調達(家庭所有のものを使う、寄贈を受けるなど)という課題さえクリアできれば、ちゃんとオンライン授業ができたはずです。教えられる先生がいないことも含めて、プログラミング教育の遅れは、日本が抱える大きな問題であることが浮き彫りとなりました。

受験とプログラミングの難しい関係

画像: 受験とプログラミングの難しい関係


さて、そんなプログラミングですが、将来、受験科目に入ることは確実です。文部科学省が学校で教えると決めたのですから。しかし、クリアすべき問題が大きく2つはあるように思います。

まず第一に、ウチの学校のように早期からプログラミング教育を開始していても、現時点で、中学受験の際にプログラミング技能が評価されることはありません。中学受験そのものが100年前から進化しておらず、時代遅れになっているからです。

あと5〜10年も経てば、中学受験でプログラミング技能を考査するようになるかもしれませんが、それまでは、高度なプログラミング能力とIT技能をもつ小学生がいたとしても、中学受験では得意技を封印して戦わなくてはいけないのです。中学受験で競う他の子どもの多くは、毎夜のように受験塾に通っており、直近の目標に特化している分、中学受験に成功する確率も高いでしょう。

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