子育て情報『子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと』

2020年9月23日 11:30

子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと

子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと


世界的にも進んでいるフィンランドの学校教育。その根底に流れている教育の理念について、今回は具体的に小学校1、2年生で学ぶ数学の狙いや内容について、踏み込んでいきます。

4つのカテゴリーに分かれる「数学の学び」

数学の学びは4つのカテゴリーに分かれます。(C=Contents 1-4 )

C1 Thinking skills(考える力を身につける)

まず、物事の“似ている点”“違っている点”、そして“規則性”を見つけるという経験を積むことからはじめます。比較する・分類する・順序に並べる・物事の因果関係を導くことによって、考える力の基礎を育みます。

同じ数学の式を別の角度から考えてみること(たとえば“1+2=3” という式を“りんごの数”にするのか“面積”や“時間”とするのか、といったこと)や、プログラミングの基礎として簡単な「命令文」を書いてみることもその一つです。

C2 Numbers and operations(数字を扱うスキルを身につける)

“数”という概念や”デジタル表記”に親しむために、まずはものを数える・数的なものに触れる・数を見積もってみる(estimating:どれくらいあるかな?)ことを大切にします。1、2年生では、“奇数・偶数”“倍数”“等分”“分解”などの概念を“1-10まで”といった比較的小さな数の中で学びます。

※C2で書かれているスキルは、日本の算数と性質が似ていると考えられますが、計算の正しさや速さを評価する傾向の日本と比較し、“1-10まで”といった狭い範囲の中で多くの計算をするといった点に、フィンランドの特徴があると言えます。

子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと

計算をしながら、塗り絵をしよう!

子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと

「計算ロボット」が、計算を楽しくしてくれる

子どもが数学嫌いにならないように フィンランドの数学教育が工夫している4つのこと

これも2年生の数学のテキストの1ページ。物事を分解したり統合するトレーニング

C3 Geometry and measuring(幾何学と計測)

子どもたちが、周囲にある3Dのものについて、知覚するスキル・平面の図形をより詳細にみるスキルを養います。主に“方向”と“位置”について学び、その概念を使う練習をします。

平面の図形(四角形・三角形・円など)について呼び名を理解することに加え、自分で描いてみたり紙を切ったりしてつくってみることも大切にしています。それによって“線”・“点”・“面”といった言葉がより身につくのです。

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